merの公式ファンコミュニティ「merフレンズ」限定企画! 今回は読書の秋にちなみ、読書が大好きなmerフレンズ3名に【思わず夢中で読んだ小説】を教えてもらいました。読書週間がない方でも読みやすい物語なので、この機会にチャレンジするのもおすすめです♡
たかはし さん (@maidegozaru/23歳/フリーター)
じっと座って本を読むことが苦手で、お恥ずかしいことに一冊読み切ることはレアでした(笑)。そんな私が本を手に取るようになったのは、ふとネットの情報量の多さに嫌気がさしたり、色々な言葉の表現をインプットしたいなぁと思ったことがきっかけ。
特にコレといったこだわりはなく、周りの方のおすすめや、題名や表紙を見て直感で選ぶことが多いです! 美術関連・西洋美術・生き物・お弁当の本など、ジャンルもばらばら。ほっこりする物語や人柄が垣間見れるエッセイも好きです♥
▼ イ チ 推 し 小 説
【 生きるぼくら 】
原田 マハ(徳間書店)
引きこもりの男のコが母の家出を機に、成長していく姿を描いた作品。優しさに触れて心が温かくなります。私は泣けました…♡ どんなタイミングで読んでも響くと思いますが、強いていうなら何かモヤモヤしている時や行き詰まってしまった時、心がざわついている時におすすめしたいです!
みお さん (@___miomio30/24歳/管理栄養士)
大学生の頃に、自分の知らない世界を知ることやストレス解消のために、読書がとても大切だと気が付いて、本屋に行くように。今では少し心が乱れそうな時に現実から離れて、本の世界観に入り込むのが良いリフレッシュになっています。
特に、“小川 糸”“瀬尾 まいこ”の作品は、読みやすく心がほっこりします♡ 食べ物の表現がすごく美味しそうで、お腹も空いちゃうくらい。もともと読書に苦手意識がありましたが、寝る前に読んで物語の世界に頭を切り替えてから、眠りにつくのが日課になりつつあります。
▼ イ チ 推 し 小 説
【 ライオンのおやつ 】
小川 糸(ポプラ社)
余命宣告された主人公は、瀬戸内海のホスピスで最期を過ごすことに。そのホスピスでは入居者がリクエストした思い出の手作りおやつが提供され、おやつを通して登場人物の人生に触れる物語。死をテーマにしているのにふんわりとした雰囲気で、描写から情景や温もりを感じられるんです。生きていれば、憤ることも不安になることもたくさんありますが、そんな時に読むと心がすっと軽くなり、少し前向きな気持ちにさせてくれますよ♡
綾花 さん (@_.ayahanauta._/27歳/シンガーソングライター)
夜寝る前や電車移動の時、気持ちをゆったりと落ち着かせたい時に本を読みます。実は学生時代は読書が苦手だったのですが、大人になりいざ一冊読んでみると読了したときの達成感が嬉しくて、どっぷりと読書の魅力にハマりました♡ “住野 よるさん”“青山 美智子さん”“益田 ミリさん”の作品が好きで、夢中になって読んでしまいます!
▼ イ チ 推 し 小 説
【 お探し物は図書室まで 】
青山 美智子(ポプラ社)
小さな町の図書室に、仕事や人生に悩みを抱いた5人の主人公が訪れるという物語。不愛想だけどユニークな司書さんが、それぞれの主人公に合った本を選び、思いもよらない方向から悩みが解決されていくんです。
この物語を読んでいると、まるで自分の悩みを司書さんが解決に導いてくれるような感覚になります! 人生を歩む上で、どうしても仕事や将来を考える時は必ず訪れますよね。どの世代にもハマる作品ですが、特にこの先のお仕事や将来に不安を抱えてる方におすすめしたいです。あなたのお探し物が見つかるかもしれません♪
構成・文/竹嶋佑月