-つい最近まで学生同士、はしゃいでいたはずなのに気づけば、周りは結婚ラッシュ。早い人はママになっている人もちらほらと……。そんな周りに対して自分は彼氏もいない状況だったら、さすがに焦りますよね。毎日楽しく過ごしているけれど、急に襲ってくる黒い波という名の不安や孤独。結婚ラッシュが始まっても、どんなときも、あなたらしく。
素直に喜べなくても「おめでとう」は礼儀として伝える
たとえ自分がつらい状況に置かれていても、結婚や出産を報告してきてくれた友人には礼儀として「おめでとう」だけは伝えておきましょう。
伝えた瞬間にブロックしたり、突然、距離を置いたりするのもマナー違反です。もしかしたら、彼女なりに悩みながらも、今、ようやく1 つの節目を迎えているのかもしれません。
「おめでとう」をあなたに言ってほしい、それだけ彼女にとってあなたは大切な友人でもあるのです。その期待を裏切らないように、心からのおめでとうを。
彼氏がいなくてもおめでとうと伝えることによって器が大きくなる
他人はときどき逆だったらもっと怒るようなことを言ってきたり、行動に移してきたり、大人になればなるほど人間関係は煩わしいと思うかもしれませんね。
たとえ彼氏がいなくても、嫉妬したとしても「おめでとう」と伝えてあげることによって、自分の器が大きくなると思いましょう。みんなにおめでとうと言っているうちに自分も良縁に恵まれるかもしれません。
でも、もしそうだったら、それだけ徳を積んできた証拠です。感情をぐっとおさえて「おめでとう」「よかったね」と伝えてあげることは自分の未来のためにもなるのです。
1人=孤独ととらえすぎない、自分を追い込まない
おひとりさまは決して孤独ではありません。ただ他の人とは背負っている何かが違ったり、生まれもった使命が違ったり、少し周りと比べると目立つだけ。
でも、心から楽しく過ごしていると、たとえ1 人でも周りからは輝いている、活き活きしていると言われるようになるのもこれまた不思議。結婚したくても出会いがないのは自分のせいと落ち込む必要もありません。むしろ、20代30代は1人でいくらでもチャレンジできる時期です。
家庭によって事情は異なりますが、親がさらに歳を重ねる前に大きなチャレンジを決められるタイミングでもあるんですよね。1人は孤独ではなく、どこまでも自由な世界で、鳥のように大きく羽ばたけるチャンスも秘めています。
結婚したいなら具体的アクションに落とし込む
結婚ラッシュの仲間入りをあくまでも目指すなら考えているだけでは何も始まりません。どうしたら運命の人と出会えるのか作戦会議を開くことが重要なのです。
たとえば人によっては自分磨きをすることかもしれないし、友達や先輩、後輩に紹介を頼んでおくことが正解の場合もあるでしょう。そうやって具体的に動いていけば、なにかは掴めるかもしれません。
どんなときも自分の気持ちに正直に生きるって、ものすごく大事! とくに20代からこの想いでどんどんチャレンジしていけば、必然的に仲間は増え、その中から運命の人が現れる確率は高いでしょう。
結婚ラッシュを迎えて、素直に喜べないのは当たり前の感情です。すべての報告を笑顔で受け取れるほどのキャパがあったら大変なこと。大切なのは、自分の感情と上手に向き合い、やるべきことは進めながら、伝えるべきことは伝えることです。焦っても空回りするだけ。
今この瞬間を楽しみつつ、自分の未来の方向性も定めておきましょう♡
構成・文/山口恵理香