出会いと別れを繰り返す人間関係!周りに振り回されずに自分らしく生きるための4つのコツ

人間関係は残念ながら自分のライフステージに合わせてめまぐるしく変わりはじめます。とくに新しい人生の幕開けが始まるときには、まるで神様にふるいをかけられているように、疎遠になる人とそうではない人に自然とわけられるのです。もしかしたら、これから、今は親友だと思えるあの子も疎遠になるかもしれないのが人生なんです。今回は人間関係に振り回されないコツをご紹介します。

離れていく人は基本的に追いかけない

自分の人生が激動な変化に入りはじめたときは、残念ながらこれまで親しかった人からの卒業が自動的にはじまります。

たとえば長く付き合ってきた人と別れたり、相手が恋人ではなくても長く通っていた習い事をやめたり、美容院を変えたり、長い習慣を断ち切りなさいと言われているかのようにそうせざるを得ない出来事が増え続けます。

しかし、その分、きっと新たな出会いが待っています。もしかしたら念願の王子様かもしれないし、自分の夢を一緒に叶えてくれる仲間との出会いかもしれません。いずれにしても離れていく人を追いかけることだけはやめておきましょう。

違和感はすべて正解

頭で考えずに心で感じたことは正解なのです。基本的には正解だと思っても問題はないはず。たとえば学生時代から仲良くしていた後輩と何度か会っているうちに、彼女が変わってしまったことだけではなく一緒にいることが正解ではないと思うなら、たとえ彼女から連絡があったとしても断ることが自分の未来を守ることです。

それを波動と言ったり、相性といったりしますが、同じ独身同士でも違和感を覚えるならそれが正解なのです。頭では「この子はいい子だし」と考えてもハートが納得していないなら、どれだけ整理整頓しても「卒業しなさい」が神様からの合図なのです。

過去の思い出は大切にする

長く付き合った人と別れたり、親友と疎遠になったりすることは決してすぐにはポジティブに捉えられません。

相手との関係性によってはかなり落ち込む場合もあるでしょう。しかし、いくら疎遠になったとしてもあのとき彼、彼女がいてくれて正解だったし、もう交わることはないのかもしれないけれど、一緒にいて心から楽しかったと思えるなら、それだけでいいんです。

なにをきっかけにお互いがすれ違ってしまったのか、そんなことを考えていても精神的につらいだけ。卒業と一度でもハンコが押されたなら、その人とは距離を置き、少しずつ過去の人として人間関係を整理しましょう。

新しく人間関係を築かなくても大丈夫

喪失を何度か繰り返していると、今、周りにいてくれる人を囲もうとしたり、一生懸命、人と関わったりしますが、基本的には無理やり新しい人間関係を築かなくても、きっと大丈夫。

ただ待ちの姿勢ではなく、どんどんやりたいことには素直にチャレンジし続けること。仕事でかなえたい夢があるなら、それを追いかけるだけで仲間も増えるし、さまざまな人たちと交流する中で気が合う人との出会いも待っているでしょう。

もしかしたら、ずっと恋人がいなかった人にはようやく運命の人が訪れるかもしれません。あくせくせずに、ひとり時間を最優先にしながら、自分にとって疲れない範囲で交流を楽しめばいいのです。

人間関係は不変です。つまり「変わらないはあり得ない」ということ。必ずどこかのタイミングで卒業しなければいけないときはでてきます。恋人や友達に対して「ずっと」を求めるのは自分自身が疲れます。これからは自分軸で日々を過ごしながら、人間関係が変わろうとも、動じない強い自分に、早めにアップデートしておくことをおすすめします。


構成・文/山口恵理香

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