自分らしく恋をして、生きている人って、街ですれ違っただけでもキラキラとしているのがわかるほど輝いています。あくまでも自分は自分で自立していて、相手とは対等な関係を保とうと常に意識しているのでしょう。今回は、自分らしく恋を楽しんでいる女性が大切にしていることをご紹介します。
自分の人生設計を相手に押し付けない
恋人に対してすべての理想を押し付けるのは危険です。彼の人生設計に従う必要がないように、彼も彼女の人生設計をすべて叶えなければいけない義務は生じません。
あくまでもお互いが自立していれば、相手に押し付けることも少しずつなくなってきます。ただ「結婚」や「出産」のように2人の協力がなければ成立しない部分があっても、そこも話し合いを重ねて前に進んでいくのが理想の形ではあるでしょう。
自分のプランに従わせるために相手がいるわけでもなければ、付き合っているわけではありません。そのことを理解しているうえで付き合うのとそうではないのとでは、おそらく2人の関係性も変わってきます。
定期的に話し合いながらモヤモヤを解消する努力をする
自分らしく恋がしたいなら、常に発生する小さなモヤモヤを小さいうちに解消しておくことをおすすめします。
「まだ大丈夫」とご機嫌さんを無理やり演じて、彼の前でも良い彼女でいようと努力しすぎていませんか?
無理は必ずいつかは爆発します。爆発してから、実はこう思っていた、あのときはこうしてほしかったと彼に伝えても、彼は覚えていないか。もしくは今さら言われてもと戸惑うだけでしょう。モヤモヤを伝えることは決してネガティブ要素ではありません。
むしろ、彼からしてみたら小さいうちに伝えてもらったほうが、きっと軌道修正しやすいです。定期的に話し合いながら、お互いの方向性がズレないように努力しましょう。
彼との時間、彼以外の時間とのバランスを保つように意識している
できれば彼から自立した状態でお付き合いを楽しむのが一番自分のためになるかもしれません。決して別れを前提に話を進める必要はありませんが、男女のお付き合いは、いつ何が起きてもおかしくはないのです。
浮気をされる、浮気をする、急に別れるなど、未来は誰にもわかりません。もしかしたら、そこまで考えなくてもそのまま結婚するかもしれませんね。
いずれにしても、彼との時間だけで日々を埋めるのではなく、彼以外の時間も大切にすることによって心のバランスを保ちましょう。
関係が続いても、万が一別れても、動じないように依存体質からは抜けだしている
この人と結婚すると思っていても急に別れることもあるし、続いても続かなくてもと気を緩めていたらプロポーズされることも……。
恋愛は常に変わり続けます。自分も相手も、新しいステージへ進めば、その環境で教えてもらう価値観や世界があり、これからも方向性を合わせられるかどうかも、まったくわかりません。自分らしく恋がしたいなら、彼には依存せず、常にどんな状況であっても自分の人生は自分の足で歩んでいる状態がベストかもしれません。
恋愛に依存していても、本人がそれでいいなら何も問題ありません。でも、心のどこかで「このままではいけない」と、もう1人の自分がささやいているなら、その心の声に従って生きてあげないと、最終的には自分自身を守れなくなってしまうのです。
新しく恋がはじまっても、いきなり距離を縮めすぎないこと。あくまでも自分らしさは大切にしながら、どうしたら自分なりのやり方で彼との距離感を調整できるのか考えつつ、2人の未来が明るい方向へと進むように、改善できる部分は直しておきましょう。
構成・文/山口恵理香