女友達と会っている時間は楽しいし、あっという間に過ぎていく……。だけど、いつからかお互いが自慢し合ったり、張り合ったりするように。友達と言いながらもマウントをとってくる人っていますよね。彼女たちは誰かに自慢したくて仕方がないのかもしれません。
久しぶりに会ったら身につけているものがどこのブランドなのかチェックされた
久しぶりに会えて嬉しいと思っていたら、早速、彼女からのファッションチェック。「そのカバンってどこのカバン?」「財布、新しく変えたの?」と、自分が身に着けているものをすべてチェックされたことはありませんか?
慌てて相手を気遣うように「そんなハイブランドじゃないよ」と伝えると、彼女は納得した様子。
そんな彼女はカバンも財布も、そしてこれから買いものしようとしているお店もすべてハイブランド。大人になるとそれぞれ抱えている経済事情が異なるだけに、ハイブランド志向を見せつけるのは相手によっては嫌な思いをするかもしれません。
「積み立てをはじめた」とお金自慢を始める
お金の事情を人に話すかどうかはその人次第ですが、いずれにしても誰かに話すとしても相手の事情を知らない限り、自分がお金持ちだと主張するのは危険です。
それぞれ事情を離さないだけでどれくらい貯金があるのかは、お互いに分かりません。しかし、マウントをとる女子は女友達に対して「積み立てをはじめたんだよね」「30代になったらマンションを買いたいんだよね」と自慢を超えてマウントし放題。
けれどお金持ちは世の中にたくさんいて、目の前の友達がもしかしたら当てはまる可能性もあるのです。何も知らずに一方的に自慢をすることは、ときに致命傷になる場合も。
Instagramでは常にホテルステイの自慢が多い
マウントをとってくる女の子の深層心理は分かりませんが、いずれにしても自分はこれだけの生活をしているということを誰よりも自分自身に納得させたいのでしょう。そんな彼女たちのSNSを見ていると、ホテルステイを自慢する人もなかにはいます。
一般的にはなかなか手が届きそうにないホテルに宿泊することが彼女にとっては自慢の種なのでしょう。
ホテルステイを自慢するのも自由ですが、周りの女友達がお腹の中で何を思っているかわからないのもSNSの怖いところ。自分の生活を見せてマウントをとりすぎても、最終的には敵を増やすことになりかねません。
自分がお気に入りのものや場所を勝手に真似する
マウント系女子は、女友達のお気に入りのものや場所も勝手に真似をする傾向があります。たまたま軽い気持ちで「ここのエステに通っているんだ」と伝えたら、いつの間にか彼女も通っていて、しかもそのことを女友達には報告せずにいきなりSNSで自慢している……。
しかも自分が見つけましたとも捉えかねない内容で。誰かの真似をしてもそれは真似でしかないのに、本人はもしかしたら何かに必死になりすぎて大切なことを見失っているのかもしれません。
マウントをとるから友達ではないと決めつけるのも、少し違う気がしますよね。ただマウントをとられるたびに嫌な思いをするのも事実です。それでも彼女ならではの良さがあって友達として付き合うかどうかは自分次第。コツを掴むとマウントを受け取らずに、適当に受け流せるから、ほどよい距離感で交流を楽しむのが一番かも♡
構成・文/山口恵理香