仕事に追われてばかりいるし、休日も充電だけで日々が終わっていく…。自己肯定感がいつの間にか下がって埋められない寂しさを埋めてほしいと男性に対して求めていませんか? この恋はダメとわかりながら前に進む1年は意外と危険。20代も30代もなんといってもあっという間にすぎます。今、この人と一緒に過ごしていて良いのか、よく考えたうえで選ばないと♡
寂しさを埋めてほしくて曖昧な関係をもってしまう
寂しさを埋めてほしくて、心のどこかでは違和感を覚えながら彼を追いかけていませんか? たとえばマッチングアプリで出会った彼がたまたま社長をしていて会社をいくつかもっている。身なりもハイブランドで固めていて、あきらかにお金はもっていそう…。
そんな彼に出会って突然、今までは芽生えなかった「結婚」や「安定」という文字が頭の中に浮かんできて、曖昧な関係を続けている人もなかにはいます。
彼からは結婚するつもりもないし、彼女をつくるつもりはないと言われていても、もしかしたらその人と結婚できるかもしれないと夢見て彼色に染まる日々。寂しさを埋めてほしいと彼に求めるよりも、自分のことは自分で褒めてあげるのが一番の近道かもしれません。
ダメンズとわかりながら
その人に自分の将来を預けようとする
あきらかにダメンズとわかりながら、その人に自分の将来を預けようとしていませんか? 自分の両親も親友も周りはとにかく大反対。
でも不思議なことにロミオとジュリエットのように燃え上がってしまうと、周りの意見は耳に入らなくなります。きっとこのまま一緒にいても未来がないことは本人が一番わかっています。結婚したいし、子どもも産みたい。リミットを考えるとこの人しかいないと無理やり結論づけて前に進もうとしているなら、一度立ち止まること。
たとえ結婚や出産が叶っても相手がダメンズなら離婚という形になりかねません。今の自分の選択次第で未来が変わることをよく認識したうえで、それでもダメンズの彼が良いというなら、あとは自己責任なのです。
好きな人の前で「私なんて」を繰り返す
せっかく運命の出会いを果たしているのに「私なんて」と繰り返しているなら、その負の連鎖は断ち切った方が良いかもしれません。
なぜなら彼はあなたのことを魅力的に感じたからこそ、今、一緒にいることを選んでいます。けれど目の前の女性がいつも自信なさそうにしているのを間近で見てしまうと、段々と自分の選択肢に自信がもてなくなります。
「私なんて」とつい思いたくなる気持ちはほんの少し我慢。きっと彼から見たときに他の女性にはない魅力を感じたから、こうやって定期的に会ってくれているのです。その彼の気持ちを大切にしてあげることが何よりも明るい未来へとつながります。
おひとりさま=寂しい、孤独と決めつけてしまう
おひとりさまといっても、それぞれなぜ今の状況になったのか事情が異なります。そして今、置かれている環境が違うと、たとえ独身同士であったとしても分かり合えない部分がでてきます。たとえば経済的に自立している女性となかなかそうなりたくてもなれないまま、なかなか自分を認めきれていない女性が完全には理解しきれないですよね。
ただ、だからといって、おひとりさま=孤独と決めつけるのは時期尚早です。結婚したら幸せになれるとは限りません。本当に自分が望む形が結婚とも限らないのです。
ライフスタイルが多様化しつつある今だからこそ、おひとりさま=寂しいと決めつけずに、どんな形が自分らしい人生なのかゆっくり考えることで自己肯定感が下がることは少しずつなくなります。
自己肯定感が下がるような行動をとっていたら、ますます運命の人とは出会いにくくなってしまうでしょう。中途半端な関係を続けていたら、スペースはできないし、その場所に本来入るべき人もどこかへと行ってしまいます。卒業するべきことからはきちんと卒業して、自分を認めてあげることが心豊かな日々へとつながるでしょう♡
構成・文/山口 恵理香