ありのままに恋をする!自分を傷つけない恋愛の仕方

ありのままに自分らしく恋がしたい…。だけど、いざとなったらなかなか勇気はでないし、そんなことをしているうちにせっかくのチャンスが台無しに。新しい恋愛に挑む以上、一切傷つかずに前へ進むことは難しくても、ある程度は守りながらゆっくりと自分のペースで進んでいきたいですよね。新しい扉を開く前に心の準備を。


別れを前提に新しい恋をしない

「いつか別れるかもしれない」と思いながら、新しい恋を迎え入れるのもなんだか気持ちが良いとはいえません。むしろ彼に対して失礼なような気もします。たしかに男女が付き合う以上「絶対」や「永遠」は約束できません。

たとえ結婚しても、思いもよらないタイミングで離れることになるかもしれません。ただ誰でも自分の未来を的確には占えません。「今は仕事に集中していたい」と思っているときに限って出会う可能性があり「しばらくは結婚できない」と考えていたはずなのに、いつの間にか子どもを産んでいる場合もあるのです。

別れを前提に新しい恋へと進む必要はありません。もちろん「絶対にずっと一緒」とは言い切れませんが、今の瞬間を2人で分かち合えているだけでも幸せなことです。

 

元カレと今カレを比較しない

どんなに大好きだった元カレがいたとしても今カレと比較しながら付き合うのは、さすがに相手に対して失礼です。そもそも、もしかしたら比較するということは今の相手に対してどこか納得していないからつい「昔の方が楽しかった」と思ってしまうのかもしれません。

逆の立場に立ったとき、あなたならどのように感じますか?  たとえば今カレが元カノと比較しちゃうと伝えてきたとき、やはり複雑な想いに駆られると思います。

減点方式で評価するのではなく、今カレだからこその良さ、彼と付き合ったことによって自分自身も成長できている部分があるなら、それだけできっと合格のはず。

 

コンプレックスは素直に話して理解してもらう

誰にでも人には言えないコンプレックスを抱えています。たとえば過去にいじめに遭って人間不信になりやすいとか、あるいは、心に持病を抱えていて気持ちにどうしても波がでてしまうとか、人によって大なり小なりコンプレックスがあるはず。

けれど、たったそれだけで恋愛をしないと決めつけるのは、もったいない! きっといつかはすべて丸ごと包んでくれる人と出会えるはずだし、最初の時点で理解されなくても、きちんと自分の言葉で説明することによってお互いの理解が深まる可能性もあるのです。

最初から諦めずにしばらく伝える努力を続けてみるのも大切です。

 

理想の将来を押しつけない

新しい恋の予感がしてきたときに一番気をつけたいのは、自分の理想を相手に押しつけすぎないことです。

たとえば、こちらとしては1日でも早く結婚がしたいし、それが無理なら同棲したいと思っていても相手の考えや守りたいペースがあります。最初から自分の予想通りに展開されなくても相手を責めないこと。そして一番大切にしたいのは焦らないこと。

お互いが運命の相手なら、自分たちでコントロールしなくても自然な流れで次のステップへと進みます。むしろ理想を押しつけすぎて本当だったら叶う流れにいたはずなのに、間違った方向に2人の関係性を進めてしまう可能性があるのです。

 

自分を傷つけないように守ることは大切。ただ恐れを手放すことも同じくらい大切です。自分らしい恋を楽しめるように、改めてこれからどんな風に彼と過ごしていきたいのか、まだ新しいパートナーに出会えていない人はどんな人と人生を歩みたいのか、年末年始の時間を有効活用してゆっくり考えてみましょう♡


構成・文/山口 恵理香