小さなことがきっかけでいつの間にか大きな喧嘩に発展。「仲直りしようよ」とLINEをしても彼から無視される…。イライラが積み重なると、つい本気で思っていないのに「別れて」と言ってしまったり。無事に仲直りできるように、まずは心を落ち着かせましょう。
彼の気持ちを振り向かせるために
「別れる!」と言わない
彼と喧嘩をすると、お互いに意地を張ってなかなか仲直りできない状態に。現状を打破しようと彼の気持ちを振り向かせたくて「別れる!」と伝えていませんか?
本気で思っていないのに彼に対して「別れよう!」と伝えるのは実はかなり危険なこと。喧嘩中の彼なら「じゃぁそうしよう」と言わない可能性は0ではありません。別れるつもりがなかったのにあっという間に別れることになって、そのときに初めて後悔するのはとてもつらいこと。
本気で決意していない限り「別れて」は禁句です。彼に振り向いてほしくて伝えたとしても、その気持ちは彼からしてみると理解できないかも。仲直りしたいなら、あくまでも「仲直りしたい」と正直に伝えてみるのも大切です。
寂しい気持ちを男友達で埋めない
彼氏と喧嘩をするたびに他の男友達と遊んで寂しさを埋める人がなかにはいます。もしくは彼との関係性が少し危険になっただけで次の彼氏候補を見つけようと必死になる人も。
しかし万が一、男友達と遊んでいたことがバレたとしたら、ますます仲直りしづらくなります。もちろん浮気ではない限り男友達と遊ぶのは自由かもしれませんが、相手からしてみたら自分と喧嘩している間に他の人と遊ばれるのは、あまり良い気がしません。
ますます喧嘩の状況を悪化させないように気をつけましょう。
既読スルーをされていても催促しない
もし、喧嘩をしてからずっと既読スルーをされているなら、しばらく距離を置くしか方法はありません。今の彼に何を言ってもおそらく伝わりません。彼としてはとにかく放っておいてほしいし、1人でゆっくり考えたい時期なのでしょう。
こんなとき、彼女の立場としては「別れたらどうしよう」と不安な気持ちになるのは当たり前です。しかし、その気持ちを相手にぶつけたところで彼はさらに既読スルーを貫く可能性が高いのです。
しばらく距離を置いてみて、それでも反応がなければしっかりと区切りをつけるためにも連絡は必須ですが、彼の方から連絡がくるまではあえて忘れることも2人の未来のためです。
LINE上でどうするか話し合わずに
直接会って方向をすり合わせ
大切なのは喧嘩をして、その後どうするかです。お付き合いを継続するのか、それとも離れるのか話し合いは必要でしょう。
ただ別れを恐れて直接会うのが怖く、LINE上で話し合いを進めようとする人がなかにはいます。ただ文字だけでは伝わらない場合も多く、最終的にはやはりしっかりと向き合って、お互いが納得のいく結論を導きだすのが必須です。彼が優しいタイプの場合「別れを前提に考えずに、ちゃんと話し合いたい」と言ってくれるケースもあります。
あくまでも建設的な話し合いであって、もしかしたらそこまで「別れたらどうしよう」と恐れる必要はないかもしれません。あまり不安がらずに、どうしてここまでの大きなすれ違いになったのか、自分の気持ちを伝えつつ話し合いましょう。
喧嘩をしても、焦らないことが仲直りへつながる第一歩です。あきらかに感情的な態度をとってしまっているなら、自分から距離を置くことも大切です。これ以上、悪い方向へと動きだす前に、まずは自分の心を落ち着かせて、タイミングをみながら彼と話し合う機会をつくれば、きっと大丈夫♡
構成・文/山口 恵理香