交際年数がすべてじゃない!長く付き合っても結婚に辿りつけないカップルの特徴

長く付き合っていると周りからは「絶対このまま結婚だよね」と言われ、本人たちもまんざらではない様子に。ところが数年後、2人は知らない間に別々の道に進んでいたということがたびたび起きます。しかも結婚相手とはたた数ヶ月で結婚。今回は長く付き合っても結婚に辿りつけないカップルの特徴をご紹介します。 


交際期間が長すぎて
お互いに気を遣う感覚がなくなってしまった
 

交際期間が長くなると、籍を入れていないだけで2人はまるで夫婦のような関係に。ただこの状態をカップルと呼ぶのか、事実婚のパートナーとして呼ぶべきなのか、それは2人の気持ち次第です。 

あくまでも結婚を前提に付き合っているなら、もしかしたらお互いの存在がいつの間にか空気と変わらないくらい馴染みすぎている可能性があります。 

交際期間が長いからといって必ずしも結婚できるとは限りません。むしろお互いに気を遣わなくなって衝突が増え、ある日、突然パートナーを解消することにもなりかねないのです。 

 

お互いの優先事項が変わり
いつの間にかすれ違いに
 

たとえば学生時代から社会人になるまで少なく見積もっても5年以上付き合ったカップルがいたとしましょう。 学生時代はまだ自分自身が確立していない段階です。ですから、2人の方向性がズレるタイミングではないのかもしれません。 

ところが社会に飛び立ち、お互いの住環境や職場の環境が変わったことで自分たちでも気づかないところで価値観が変わります。 

それは決して「お金」だけではなく「キャリア」に対するモチベーションや女性の場合は結婚、出産に対する価値観も変わります。そうやっていつの間にかすれ違い、話し合いを重ねても溝が埋まらないまま別れるケースもあります。 

 

お金の価値観が違いすぎて
違和感を拭いきれず別れることに
 

彼女としては今までお世話になったからとたまには奮発して彼にハイブランドのバッグを渡した…ところが彼にとってハイブランドはあまり魅力的ではなく、お金を浪費したことに結果としてモヤモヤするようになってしまった。 

お金の価値観を完璧に合わせることはできません。それまで生まれ育った環境も大きく影響しているのは間違いなく、他人同士が結婚し、新しい家庭を築いていく以上、多少の衝突は仕方がありません。ただあまりにもかけ離れた考えをもっている2人が一緒になるのは少しずつ厳しくなってきます。 

すでにお互いにお金の価値観が違うことには気づいているのでしょう。いくら交際期間が長いとはいえ「何か違う」と思ったら、それ以上は前に進めないのが永い春のつらいところでもあります。 

 

お互いに依存しすぎてしまった 

長い交際期間で結婚せずに別れる理由は、もしかしたら必要以上に相手に依存しすぎたのかもしれません。 おそらく「このままではいけない」と思っていたのは自分だけではなく彼も同じ。現実を変えようと思わなければ、そのまま結婚すればよかったのかもしれません。 

ところがお互いに依存しすぎて、頻繁に会わなければすぐに感情が不安定になり、彼もフォローするのに必死で、こんな状態ではお互いに社会人としてやっていけないと判断した結果、別れを選ぶケースも珍しくありません。 

 でも今までともに過ごしてきた時間にもきっと意味はあったのです。ただ最終的に結婚するのは、お互いに別の相手が待っているのでしょう。 

 

 

長く付き合っているからといって、結婚できるとは限りません。油断禁物です。ただ仮に別れてしまっても悲観的に感じる必要はなく、少なからず、お互いにとって良きパートナーであったのは紛れもない事実。 ただここから先、年齢を重ねるタイミングでは一緒にいるべき相手ではなかっただけです。永い春を経験した直後はつらい状況が続きますが、いつかは振り返られる日がくるから大丈夫です♡


構成・文/山口 恵理香

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