手放すことで運気がUP!? やめると恋愛がうまくいくこと

「何が何でも彼氏がほしい!」と執着していると、その気持ちがいつの間にか相手に伝わり、途中からフェードアウトされることもしばしば…。意外と執着を手放し、今この瞬間にいてくれる人たちと時間を共有していた方が最終的には近道かもしれません。手放しは大きなチャンスを引き寄せるうえで重要なのです。 


相手が自分のために変わってくれると信じてしまう 

恋をしていると、相手を自分色に染めようと間違った方向に努力するときがあります。たとえばお付き合いしているときにお互いの方向性が少しズレてきたとしましょう。 

彼は、結婚はもちろん子育てが前提で付き合っているけれど自分はまだまだ仕事していたい。そんなとき、どうしても自分の人生設計に彼を合わせようと「話し合い」ではなく「説得」しようとします。 

しかし彼も彼で彼女を説得しようとして、これって結局すり合わせも話し合いでもありません。ただ、自分の指示に従ってほしい、あるいは自分のために相手に変わってほしいと実は期待しているのと同じなんです。 

相手を変えようと努力するのではなく、自分は相手のためにどんな部分を変えられるのか考えることが大事なのです。 

 

未来を想像して不安になる 

久しぶりの恋がはじまり、無事に成就もした。正真正銘のカップルのはずなのに、どうしても別れを前提に考えがちで本当は彼に対して言いたいことがあっても我慢している状態が続いていませんか?  

未来を想像すること、そして未来から逆算して今を生きることは大切です。ただ、それと同時に未来なんて誰にもわからないのも事実です。今回のコロナ禍や大きな戦争が起きるなんて誰にも予測できなかったこと。未来を不安がるよりも今を精一杯楽しんでいたほうがお得です。 

彼と別れるのかどうか、そのまま結婚するのかは誰にもわからないし、不安がっていても時間の無駄かもしれませんね。 

 

浮気を必要以上に疑いすぎる 

彼が誠実で優しいなら、必要以上に浮気を心配する必要はありません。むしろ何回も浮気を疑ってしまうと彼からしてみれば彼女に信頼してもらえなくてつらくなってしまいます。 

たとえ彼が自分にとってイケメンさんであっても彼の周囲を遮断したり、自由を奪ったりすると、かえって浮気の可能性を高めてしまいます。ある程度は自由に行動させてあげないと、お互いに苦しくなるだけです。 

彼のスマートフォンの世界がどうなっているのか、たとえ気になっても、結局、こっそり見て落ち込むのも自分自身なのです。 

 

悩みを受け止めてほしいと期待する 

彼に対して悩みを受け止めてほしいと期待していませんか? でももしかしたら彼というより男性は孤軍奮闘で闘っている分、あまり悩みを聞くことに慣れていないかもしれません。 

彼の場合はたとえ悩みが発生しても多くが自己完結で終わってしまうからです。だから彼としては話を聞きたいと思っていても、女性側からしてみると、曖昧な答えしか返ってこなかったり、具体的なアドバイスがほしいと思っても期待を裏切るような返事をされたり、彼に悩みを打ち明けなければよかったと思う機会の方が場合によっては多い可能性があります。 

そもそも悩みを受け止めてほしいと期待するのではなく、楽しい時間を共有できる大切なパートナーと思うくらいでちょうどいいのかも。仕事の悩みは仕事関係者が一番理解してもらえるし、どうしてもつらいときはカウンセラーや心療内科医のようにプロにお任せした方が意外とスッキリします。 

 

 

10代、20代はまだ人生経験を積んでいない分、若さゆえに空回りしたり、自分の意図していない結果になって落ち込んだり、自分の不器用さにがっかりする年代でもあります。 しかし、酸いも甘いも経験して、大人な女性へと成長します。もう少し肩の力を抜いてパートナーとのお付き合いを楽しめるように、手放すべきものは早めに手放して、ありのままの自分で恋愛を思いきり楽しみましょう♡


構成・文/山口 恵理香