ずっと一緒にいれると思ってた… つらい失恋の乗り越え方

失恋をすると、しばらくしんどくて毎日を過ごすのも大変な状態に。周りを見ると、彼と楽しくデートしていたり、なかには結婚する人たちもチラホラと…。つい最近まで定期的にLINEが鳴っていたはずなのに、今はもう何を送っても既読がつかない。失恋は自分を成長させてくれるものだとわかっていても当事者になると、精神的につらい状況が続きます。でもきっと自分の足で乗り越えた先には、また明るい未来が待っています。 


無理やり次の恋に走らない 

常に恋をしていないと自分らしく生きていることにはならないと思い込んでいる人がいます。しかし実際は大人になってみると恋愛が必須条件ではなくなって、結婚や出産よりも仕事を選ぶ人がたくさんいて、結婚というかたちにこだわらずに自由にパートナーシップを楽しむ人もたくさんいることに気づく瞬間がやってきます。 

 つまり失恋をしても無理やり次の恋に走る必要はありません。むしろ本気で彼を想っていたなら、そう簡単に切り替えなんてできないのが当たり前です。一定の時間薬が必要なのは自然な流れでもあるのです。 

 おそらく無理やり相手を見つけても、本当に好きだった彼と比較してばかりいる自分に気づくことになるでしょう。 

 

わけもなく泣きたいときは我慢せず泣く 

失恋も含め、精神的につらい状態が続いているとき涙が自然と流れる瞬間があります。わけもなく涙がすっと流れるときがあるんですよね。そんなときは無理をせず、泣きたいときは我慢しないで泣くのが一番です。 

もし外出中につらくなってしまったならお手洗いに寄って、個室に入ってからそっと泣く。それだけでも心は落ち着きます。周りを気にせず泣けるから、自然と落ち着いてくるはずです。 

もし家にいるときに泣きたくなったら近所迷惑にならない範囲でとことん泣きましょう。目が腫れるくらい泣きたいときは人生において何度も何度もあります。 

 

土日祝日のカップルの様子がつらいならおうち時間を優先 

失恋をして、おそらく一番つらいのは他のカップルを見ることです。とくに一般的にお休みとされている土日や祝日は街の至るところにカップルで溢れ返ります。さすがに失恋したばかりだと、混雑した街をひとりで駆け抜ける気力はでてこないでしょう。 

どうしてもつらいなら土日はおうち時間を優先するか、もしくは午前中のうちに買い物も含め用事を終わらせ、午後のティータイム頃には自宅に戻る予定の組み方がおすすめです。 

街が混雑する前に帰ってきたら、あとは、おうちでゆっくり過ごせばいい話。カップルなんて気にせず、好きな本を読んだり、ゆっくり映画を観たり、そうやって心が傷ついていても自分なりに楽しく過ごしていれば、いつかはまた素敵な出会いに恵まれます♡ 

 

時間薬の力を信じて今は休めるときは休む 

失恋を経験したばかりなら、今はとにかく休むこと。とはいえ、仕事や勉強などどうしても進めなければいけないことはたくさんあるはず。やるべきことは進めながらも、休めるタイミングがでてきたら徹底的に休みましょう。 

どうしても「何かしなければいけない」衝動に駆られてしまいますが、何もせずに、ただ窓辺に座って空を見上げるだけでも重たい心が楽になる瞬間があります。眠い時期に入っているなら、たとえお日様がでている時間帯でもたまには昼寝をしてみる。 

そうやって自分の毎日に制限をかけないで、ある程度、自由に過ごしていると、少しずつ傷も癒えてきます。 

 

 

誰でも失恋は経験します。何回経験しても、別れるときの雰囲気は独特で別れてからすぐに立ち直れるわけではありません。今は時間薬が解決してくれると自分自身に言い聞かせながら、ひとり時間を充実させつつ、次の恋に向けて少しずつ準備をはじめておきましょう♡


構成・文/山口 恵理香

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