このまま進んでいけば彼氏になってくれると思っていたら、なんと予想外のフェードアウト。何度連絡しても既読さえつかない状態に。なぜフェードアウトされたのか理由もわからないまま、次の恋にはなかなか進みにくいですよね。きっとお互いに原因はあったけれど、決して彼だけのせいとは言い切れないんです!
LINEの即レスが続いていつの間にかストレスに
出会ったばかりの頃はお互いに努力します。最初に出会った時点では直接伝えていなくても、いずれは付き合いたいと思っているからです。嫌な部分が見えてしまっても最初はスルーして、何回かデートを重ねます。
ところがLINEを返すたびに即レスが続くと、彼としては、付き合う前からひとり時間がなくなることがわかってしまいます。このまま付き合えば、もっと返信してほしいと言われるのもわかっているし、むしろLINEの返信が遅くなるだけで不機嫌な態度をとられるのもすでに気づいているでしょう。
即レスは仕事上ではマナーですが、プライベートではほんの少し時間を置いた方が、恋愛では有利に働くかもしれません。
ガツガツと真正面から攻められて引いてしまった
たとえば前回の恋から数年時間が経ったとしましょう。今までずっとひとりで頑張ることに慣れてしまっていたからこそ、急な出会いに感情が追い付かず、場合によっては空回りするケースもあるんです。
とにかく1日でも早く彼氏になってほしくて、またたまにお茶をするだけなのに彼の真正面からガツガツとアプローチ。自分の好みではないはずなのに無理やりワンピースやスカートを履いて、空回りしたり…。積極的に攻めすぎても、相手は引いてしまう可能性があります。
付き合う前から女性側の感情が不安定で
支えていく自信がなくなった
女の子はどうしても月に一度は生理と向き合う必要があって、生理周期のタイミングによっては感情が大爆発し、コントロールができないほど暴れてしまうときは誰にでもあるはず。
感情が不安定になるのは仕方がありません。ただ出会ったばかりの彼は、おそらくそこまで理解が追いついていません。たとえ過去に彼女と付き合った経験が何度もあったとしても、もしかしたらそこまで生理周期がメンタルに影響していなかったかもしれないし、自分とはまったく違うタイプだったなんてこともあり得ます。
付き合う前から感情が不安定な部分を見てしまった男性の中には「自分には仕事もあるし、この状態を支えきれる自信がない」と判断してフェードアウトしたのかも。
付き合ってもいないのに結婚について話し合いを求められた
ある程度の年齢に達すると、結婚も視野に入れながらお付き合いしたいというのが恋する女の子たちの本音かもしれません。25歳あたりを境目にあっという間に結婚ラッシュがはじまると先輩や年上の友人からも話を聞いている以上、焦りたくなる気持ちはわかります。
しかし、彼とはまだ出会ったばかりなのに繰り返し「〇歳までには結婚したい」「子どもは2人産んでみたい」と具体的に話すと、負担をかける可能性があります。付き合う前は、あくまでもお互いについて知る段階。未来の話をするのは、もう少し先でもいいはず。
フェードアウトされた瞬間は、涙が止まらないほど悲しくてショックな状態…。大切なのは、原因を自分なりに分析して、次のチャンスに活かすこと。失敗をしなければわからないことがたくさんあります。フェードアウトした彼のことは恨まずに、もっと素敵なご縁を引き寄せられるように今までの教訓を次の機会で活かしましょう!
構成・文/山口 恵理香