彼のためにと思って行動に移していることが実は「良い迷惑!」と思われている可能性があります。彼は彼女の手前、ずっと我慢しているのかもしれません。改めてデートマナーの基本を守りながら、せっかくのデートなのに空気を悪くしないように気をつけましょう!
香水が強すぎる
香水は大人女子にとっては欠かせないアイテム。デートにはもちろん身につけておきたいアイテムですが、香水は場面によって適切ではない場合もあります。
たとえば食事をする場所であまりにも香水が強すぎるのは、彼だけではなく周りの人にとっても少し迷惑です。食事に集中したいのに、自分の好みではない香りがずっと漂っているのは、彼ももちろんきついでしょう。
しかし彼女を目の前にして「香水がきつすぎるよ!」とは指摘できないはず。食事をする場所に限らず電車の中でも香りが強すぎるのは公共マナーを守れていることにはなりません。彼から指摘される前に香水の量は調整しておきましょう。
会話が途切れるたびに携帯電話をバッグから取り出す
彼との会話が途切れるたびに携帯電話をバッグから取り出して、SNSやニュースをチェックする人がいます。彼は何か話題がないか一生懸命考えているのに、こんな態度をとったら彼が不機嫌になるのも当たり前かも。
なかには携帯電話を取り出したと思ったら、彼が隣にいるのにひとりで音楽を聞きはじめる人もいます。そもそも会話が盛り上がらないたびに「焦る」なら2人の相性はもしかしたら本人たちが思っているほど良くないのかも。
お互いの相性が一致していれば多少沈黙の時間があってもまったく気にならないはず。彼とデートしている時間は決して当たり前ではありません。彼が他の女子に関心をもったら、もう二度と今の時間は訪れません。相手がそばにいてくれることを当たり前に思いすぎていると、こういった行動にでてしまうのかも。
お会計時にお財布を出さない
デートのお会計をどのような形で負担するのかはカップル次第です。男性が積極的に払いたいと申し出る場合もあれば、あくまでも割り勘でとお願いされる可能性も。いずれにしてもお会計時には必ずお財布を出して「私は払う意思があります」とさりげなく彼に気づかせることが大切です。
いくら彼が「今日は出すよ」と言ってもお財布は念のため出して「本当に大丈夫?」とお伺いを立てることによって彼の機嫌がよくなります。
デートのお会計は全部相手が負担するべき、と思い込むのは危険です。かつては当たり前だったデートのルールもおそらく時代の変化とともに今は変わりはじめています。
元カノについて話を聞き出そうとする
彼が意外と一番嫌がるのは元カノについて話を聞き出そうとすることです。彼としては元カノとのことはすでに過去のこと。たしかに言えないだけで過去を振り返る瞬間はあったとしても今、パートナーとして選んでいるのは目の前の彼女です。
たとえば遊園地に行ったときにいちいち「元カノとは来たことあるの?」と聞く人がいますが、彼からしてみれば、なぜ今楽しく過ごそうとしているのにわざわざ喧嘩のきっかけになりそうなことを聞いてくるのかが理解できないはず。元カノの存在はいつになっても気になりますが、せっかくのデートなのに元カノの話を持ちだすのも、時間がもったいないかも…。
本人としてはさりげなく行動に移していることが実は恋人を傷つけている可能性があります。彼が我慢強いだけで本当はモヤモヤしているのかもしれません。相手の立場に立ったときに同じことをされて少しでも嫌だなと思うなら、喧嘩や話し合いに発展する前に日頃の行動を改めましょう!
構成・文/山口 恵理香