友だちと一緒にガールズトーク。「彼氏がほしい」と宣言しておきながらも、実は心のどこかでは「まだいらない」「過去の恋愛で疲れているから今のタイミングではない」と、自分の可能性に制限をかけていませんか? メンタルにブロックがかかっている状態では、なかなか彼氏ができないかも。少しずつ自分の本当の気持ちと向き合ってみましょう。
行動範囲が狭いから
コロナ禍に入り、今は正々堂々とは外出しにくくなっています。行動範囲も強制的に限定され、なかなか思うように行動できないのが現状です。ただ感染状況を踏まえながら、たまにはカフェにいく、買い物をするくらいは、もしかしたら許容範囲かもしれません。
自宅と会社の往復だけでは、出会う確率は下がってしまいます。もちろん今が新しい恋愛のベストタイミングなら行動範囲が限られていても自然と誰かがご縁を運んできてくれる可能性もありますが、それだけを期待しているわけにもいきません。オンライン上での集まりがあるなら、たまには顔をだすだけでも状況は変わるはずです。
過去の恋を断ち切れていないから
「彼氏がほしい!」と言いながらも、実はまだ過去の傷が癒えていないのでは? 長く付き合ったけれど結婚まで進まなかったら、誰だって傷つきます。10年近く交際して、失恋をしたらしばらくは傷が癒えないのは当たり前です。
過去の恋を断ち切るためには、前に進みますと自分に対して宣言すること、そして言葉だけではなく行動や習慣も変えることによって初めて新しい恋愛が訪れます。あきらかに今が恋愛をするタイミングではないなら、無理やり進まずに、今は心の休養を優先することが大切です。
寂しさや不安を恋愛で埋めようとしているから
お付き合いを始めても、いつの間にか依存してしまいフィニッシュ…なんてことありませんか? 誰もが寂しさや不安を抱えていますが、マイナスな気持ちを恋愛で埋めようとしているなら、まずは自立することから目指す必要があるのかも。
誰のせいにもせず、自分の人生を自分で歩めるようになったときにようやく彼と出会える可能性がでてきます。
誰かに依存することが目的のまま、新しい恋愛を始めようとしているからうまくいかないのでしょう。ネガティブな気持ちも全部自分自身で受け止められる術を身につけるほうが最優先課題かも。
結婚や子育てに本当は憧れを抱いていないから
そもそも、本当に結婚したいですか? 「結婚しなければいけない」「子どもを産まなければいけない」と思っているなら、まずその固定概念から自分自身を解放してあげましょう。たとえば仕事で叶えたい目標がたくさんある、もしくは多趣味で仕事と趣味だけで時間が過ぎていく場合、結婚や子育てよりも自分らしい人生を歩んだほうがベストな選択肢になる可能性も。
時間の経過によって結婚や子育てに対する概念も変化しますが、大切なのは、他人と比較せず、自分はどんな人生を歩みたいのかを常に本当の気持ちと直感を大切にすることです。
本当は憧れていないのに、無理やり恋愛を始めようとしているから、歪みが生じて、心がモヤモヤしているのかもしれません。心の整理整頓をしながら、人生の方向性を改めて定めましょう。
彼氏がいない期間が続いているなら、きっと今、恋愛をしない意味があります。もっと他にクリアすべき課題がある人もいれば、仕事や勉強が自分にとっては使命と感じている人もいます。
一生独身、と決めつける必要はありません。ただ自分の気持ちに嘘をつきながら無理やり新しい恋愛を始めても長続きしません。彼氏がいない原因を自分なりに分析しながらこれからどんな大人の女性になりたいのかをじっくりと考えてみましょう♡
構成・文/山口 恵理香