コロナ禍で思うように出かけられなかったゴールデンウィークが過ぎ、初夏に向けて再び動き始める日々が到来です。おうちでゆっくり過ごせたとはいえ、なかなかエンジンがかからずにいるのでは? そもそもリモートワークでオンオフがつかないまま、必死に心を今の環境に適応させようと努力している人も多いはず。心が疲れ切ってしまわないように、たまには息抜きをしましょう。
リモートだからこそメリハリをつけながら一日を過ごす
自宅で仕事や勉強をしていると一日があっという間です。誰から声をかけられることもなく、黙々と作業ができる状況はありがたいですが、オフィスや学校と住まいが一緒になってしまっていることが人によってはストレスを感じる場合も。
仕事や勉強に集中しすぎて一気に疲れがくる人もきっといますよね。リモートが続いているときは、たまには早めに仕事を切り上げる、お風呂にゆっくり入るなど自分なりの対策を考えておくことが大切です。心をゆるめる時間があるから再びハードワークの日々に戻れるのです。
運動する習慣を大切にする
おこもり習慣が続いている今、一番注意したいのは食べすぎ・飲みすぎです。とくにSNSを見ていると日中からお酒を飲む人も意外と多く、いくら自宅で自由に過ごしていいとはいえ、健康に気をつける必要があります。
緊急事態宣言がでていても健康を保つために近所をウォーキングする程度は前回の緊急事態宣言でも比較的許されていました。やはり人間ですから、まったく動かないのもメンタルや体に影響します。5月病にならないように、定期的に運動をしましょう。
オンラインでも彼氏や友人たちと交流し気分転換
なかなか人と会えなくても今はオンライン上で交流できます。予定を合わせてオンライン上で待ち合せれば、おしゃべりも楽しめます。カップルも普段はなかなか話せない本音を伝える良い機会になります。
コロナ禍に入り、ひとりの時間が増えた今は人と接する時間が圧倒的に短くなっています。ですからおそらく孤独も今まで以上に感じやすく「コロナうつ」という言葉がでてきているほどです。鬱々とした状態が続かないように、たまには誰かに声をかけて話すだけでも心が軽くなるでしょう。
減点方式ではなく加点方式で自分を評価する
心が疲れ切ってしまう人の中には、おそらく目標が高すぎて自分を追い詰める人がいるはず。他の人であれば十分「合格」の範囲なのに、頑張っている自分を認めてあげられずに減点方式で自分自身を評価する…。しかしその結果、メンタル不調に繋がり、仕事で思うようにパフォーマンスできずに周囲に負担をかけているなら、もっと自分自身を評価してもいいのでは?
ストイックになりすぎるのも空回りする原因になりかねません。できないことに目を向けるというよりも、何か一つでも進められたことがあるなら自分をたくさん褒めてあげる方向で考えてみませんか?
心の調子を完全にはコントロールできないはずです。ただ少しでも調子が整うように努力することによってご機嫌さんでいられる時間が長くなります。5月病対策は早めに始めておきましょうね♡
構成・文/山口 恵理香