恋愛のチャンスはあっても、なぜか毎回失敗して落ち込んでばかり。いつまでも同じことを繰り返していたら、あっという間に素敵な人は他の女の子のもとへと向かってしまいます。空回りするのは決して悪くはないこと。ただ、毎回の学びをちゃんと次に活かさなければいけないんです!
LINEの返信が途絶えるだけで情緒不安定に
ある女性は前回の恋に懲りて、3年近くフリーの状態。いつかは結婚式をして両親に親孝行をしてあげたいと思っていたのに、まさかのタイミングで父親が亡くなり、心から後悔したそうです。
そんなときに友人から男性を紹介され「ようやくひとりじゃなくなる!」と思ったとか。ところが彼女は何を考えたのか相手がすでに彼氏になっているように、大量のLINEを送り、返信が途絶えるたびに情緒不安定になっていたそうなんです。
たしかにずっとひとりで頑張っていたら、誰だって好きな人とLINEしているだけで嬉しくなります。しかし、彼はまだ出会ったばかりの人。お付き合いするかどうかもまだ分からない状況で、積極的にアプローチしすぎてもおそらく逆効果でしょう。
これから仲良くなる段階なのに結婚や子育ての話をする
素敵な人と出会っても、焦ってはいけません。焦りはすべての物事をネガティブな方向に進めてしまいます。これから少しずつ距離を縮めるはずなのに、もう結婚や子育ての話をしていませんか?
私はママと仲良しだからずっと側にいたいし、できればママの近くで暮らしたい、〇歳までに子どもを産みたいとありのままに伝えすぎても、それは相手にとって負担になります。そこまで焦らなくても、きっとお互いに運命の人なら自分がアクションを起こす前に自然な流れでゴールインしているはずです。
ドタキャンされただけで嫌われたと勘違いする
LINEで距離を縮めていた人とようやく二人きりでデート。ところが肝心の彼は当日になってドタキャン。「仕事が入ってしまって」と謝る彼に対して、どうしてもその理由が事実なのかどうか不安になりますよね。
今のところ彼が「仕事」と言っているなら、それ以上は責められません。仕方がないドタキャンだったのかどうかは、いずれ判明します。今はドタキャンされても感情的にならないことが次のデートに繋がるのです。仮にドタキャンされても「時間があるときにまた空いている日を教えてください」と伝えておけば、いつかはまた会えるでしょう。
過去の話を積極的に打ち明けてしまう
10代、20代、さらにはアラサー世代になると、なかには人よりも少ししんどい経験をしている女性もいるでしょう。たとえば両親のどちらかが亡くなった。自分自身が病気を抱えていた、もしくは命には関わらないけれど今も通院しているなど、みんながみんな安定的な生活が続いているとは限りません。
ただ、どんなに自分のすべてを分かってほしくても、伝えるタイミングを間違えると、あっという間に恋の可能性が閉じてしまいます。積極的に打ち明けるというよりも、何か聞かれたら「実はね」と伝えるくらいの距離感でもいいのでは?
★対策「焦る気持ちのまま行動に移さない」
新しい恋に焦りは禁物です。たったひとつきっかけが今までの積み重ねを一瞬にして壊す可能性があるんです!
不安になったときは、そのまま行動に移さないように必ず時間をおきましょう。運命の恋かどうか判断するのは自分ではなく、神様にゆだねておけばいいと思うと、もしかしたらほんの少し不安から解消されるかも。
構成・文/山口 恵理香