季節の変わり目の今、在宅ワークが続いたり、普段の生活に切り替わったりと生活リズムが変動しがちな今、目覚めの悪さにお悩みの方も多いのでは? そこで、今回は整体サロン「カラダファクトリー」の整体師さんによる、寝起きに効果的な朝のセルフケア方法を3つご紹介します。さっそく明日から実践してみましょう!
目覚めには「睡眠の質を高める」ことが大前提
朝起きるのが辛いという方は、“寝ても疲れが取れない”“寝足りない”と感じている方が多いよう。実は、寝起きが悪いのは睡眠のものもに問題があるのです。まずは、夜の就寝前にNG行動をしていないかチェックしましょう。
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起きたらすぐ実践! 目覚めケア
【STEP1】胸式呼吸 ※1分繰り返し
①肋骨に手を当て、鼻から息を大きく吸います。この時、肋骨が広がるのを手で確認しましょう。
②肋骨を軽く押しながら、吸った息を口で吐き切ります。
★POINT
※息を吸ったときに肩が上がらないように注意しましょう。肋骨を横に広げるイメージです。
※腹式呼吸ではないので、おなかが膨らまないように注意しましょう。
※ゆっくり長くは吐くとリラックス効果がありますが、朝の胸式呼吸は目覚めのために力強く吐き切りましょう。
【STEP2】末端のストレッチ ※1分繰り返し
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①手と足の指を握って開いてを繰り返します。
②足首や手首も回していきましょう。
★POINT
※末端から血液を上げていくことで、自律神経の働きも良くなっていきます。
※足がつりやすい方は、足指や足首をしっかり動かしてから伸ばしましょう。
【STEP3】からだひねりストレッチ ※3分繰り返し
①大きく息を吸いながら両手をあげ、伸びます。
②息を吐きながら体を右にひねります。
③息を吸いながら正面に戻り、上に伸びます。
④息を吐きながら体を左にひねります。
★POINT
※両手を上に引っ張られるイメージで上にあげましょう。
※体幹の刺激をすることで、大きな筋肉が動き、さらに血流をアップしてくれます。
今回、教えてくれたのは… 沼口依世さん
整体師/パーソナルトレーナー
整体サロン「カラダファクトリー」などフィジカル/ヘルスケア系施設を国内外に330店舗以上運営する(株)ファクトリージャパングループ所属整体師。現在は、店舗責任者として、日常生活のお悩みから運動パフォーマンスの相談まで幅広く対応。雑誌・WEBメディアにて、運動前後のストレッチケア、セルフストレッチの指導・監修を中心に取材対応や執筆を行っている。
公式Youtubeチャンネル「#おうちでカラダファクトリー」にて
自宅でできる整体レシピをレクチャー中!
構成・文/竹嶋佑月