スコーンがおいしいとっておきカフェVol.6「PORTMANS CAFE(ポートマンズ カフェ)」

都内で特別なスコーンが楽しめるお店をmer編集部がピックアップしてご紹介。第6回目は清澄白河にある「PORTMANS CAFE(ポートマンズ カフェ)」に伺いました。

「人やモノをつなぎ、交流が生まれる場所」をコンセプトにつくられた同店は、扉を開けた瞬間まるで海外に訪れたような気分になるインテリアも魅力。早速ご紹介します。

セルフリノベーションで創りあげたスタイリッシュなインテリア

2011年4月にオープンした「PORTMANS CAFE(ポートマンズ カフェ)」。店名は、世界中から人やモノが集まる「港」、コンピュータと周辺装置を接続する「PORT」からとっているのだとか。

「カフェの機能だけにとどまらず、ワークショップやイベントを通じて人と人が繋がったり、仕事が始まるきっかけになったり…。そういった場所になればという想いも込めています。不定期でワークショップやマーケットを開催したりして交流の場を設けているんですよ」(マネージャー・芦田幸代さん、以下芦田さん)。

晴れた日にはウッディなテラス席も◎。

さらに注目なのが、内装デザイン。何と、築30年のビルの一角を半年かけて数人のスタッフの方と共にセルフリノベーションしたのだそう。一部の机などは、オーナーの手作り。カウンターは、古材と木材を貼り合わせつつ、ペンキを塗ってアンティーク調に仕上げています。

「お店に一歩足を踏み入れたとき、どことなく昔懐かしさを感じる空間を創りたかったので、家具・小物・オブジェなど、全体的にイギリスのヴィンテージを取り入れています。オーナーが買い集めたアメコミのフィギュアやおもちゃを飾ったりして、ただ”古い”だけでなく、毎回訪れても楽しんでいただけるような遊び心のあるディスプレイを目指しています」(芦田さん)

コク深いコーヒーと、塩気と甘みのバランスが絶妙なスコーンを堪能

一押しメニューは「全粒粉のオリジナルスコーン」(600円)。サクサクした小気味よい食感と甘すぎない風味が絶妙にマッチした、パクパク食べられるスコーンです。

「厳選した素材を使用し、バターの香りや粉の甘み、スコーン本来のザクザクした食感が楽しめる配合にしています。しっとりしすぎず、固すぎず…食べていて飽きが来ない、ちょうど良いバランスを試行錯誤してつくりあげました。フレーバーは週ごとに変えていますが、アーモンドやくるみが特に人気です!」(芦田さん)

甘さ控えめなきび砂糖をベースに岩塩を効かせているので、デザートとしてだけでなく、お食事としていただく方も多いのだそう。ラズベリーときび糖を煮詰めてつくったというお手製ジャムの酸味も効いています。

そんなスコーンに合わせるのは、1杯1杯丁寧にハンドドリップで淹れている「PORTMANS BLEND」(450円)。舌のうえに残るコク深い風味がちょっぴり大人な味わいです。

「オーナーのご両親が昔喫茶店やレストランをやっていたときからのお付き合いがある、北海道の老舗焙煎屋のコーヒー豆を使用しています。シングルオリジン(※ブレンドではなく、農場や生産者、品種や精製方法などの単位で一銘柄としたコーヒー)とは違う、昔ながらの深煎りの味が楽しめますよ」(芦田さん)

他にも、近隣のコーヒー専門店「アライズ コーヒー エンタングル」のコーヒー豆や、紅茶専門店「ティーポンド」の茶葉を使用するなど、周辺地域のメニューが楽しめるのも嬉しい。

「日常の喧騒から離れてゆっくりくつろいでいただけたら。静かで、どことなく異空間にいるような気持ちになる内装なので、創造性も高まるのではないかと思います。そんなお手伝いの場になれば嬉しいですね」と語る芦田さん。

ときには数時間作業をされている方も多いというのも頷ける、まるで第二の家のようなカフェ。現店舗は4月初旬にてクローズし、2021年には新しい場所でのオープンを予定しているとのことなので、ぜひお早めに足を運んでみてくださいね!

【SHOP INFO】

「PORTMANS CAFE」

  • 住所:東京都江東区清澄2-9-14 ダイアパレス清澄公園101
  • 営業時間:火曜〜金曜 11:00〜19:00、土曜 10:00〜19:00(L.O.いずれも18:30)
  • 定休日:日・月・祝日

写真・文・構成/高橋まりな