久しぶりの同窓会。楽しく過ごせると思っていたら、予想外の展開に。バリバリ働いている子もいれば、早めに結婚の準備をしている子もいたり……。大人になると、それぞれの環境が違うからこそ集まったときは少し大変。自慢話はしないほうが安全かも♩
気合いが入りすぎて(仕切りすぎて)空回り
定期的に同窓会を開催し、近況報告するのは大事。めったに会えないからこそ、みんなで楽しく過ごす時間は大切です。ただ、幹事になっても決して突っ走ってはいけません。なかには「私が盛り上げなきゃ」と、孤軍奮闘しはじめる女の子もいます。きっと本人は周りに喜んでもらおうと必死になっているだけ…。でも空気も読まずに自分勝手な行動ばかりしていると、少しずつ定期開催ではなく「不定期」になる可能性も。
これは友人から聞いた話ですが、ある同窓会に参加したときに幹事の女の子が「このお店の人と個人的に仲が良くて特別に貸し切りにしてもらいました」「リーダーには向いていないけど、みんなに楽しんでもらえるようにがんばります」と、当日を迎えるまですべての瞬間をFacebookで共有していたんです! ところが肝心の同窓会の開催場所は、みんなからしてみるといまいち…。気合いが入りすぎて空回りしていることにも気がつかないのは、ちょっとマズいかも。
仕事自慢をした途端に空気が凍る
バリバリ働くのは、誰にでもできることではありません。みんながみんな天職には出会えていないからこそ、自慢したくなる気持ちも分かります。けれど、同窓会はあくまでもみんなで楽しむ場所。それぞれが今、どんな事情を抱えているか分かりません。もしかしたら、せっかく就職した会社をすでに辞めている子だっているかも。
たとえ周りから「バリバリ働いているんでしょ?」と言われても仕事自慢はほどほどに。ましてや楽しい食事の場で仕事をするのは避けて。
友達の過去話を掘り返して、ネタにする
誰にでもいわゆる「黒歴史」という時期は存在します。初めての彼氏に溺れるように恋をして単位を落としてしまった、二股をかけられて学校で泣いてしまった、元カレに後悔させようと新しい恋をはじめたけど失敗したなど、今となっては楽しく振り返られる思い出であっても、できればそのまま表にはだしたくないはず。
ところが同窓会に参加すると、なかには「あのときさ、よく学校で泣いていたよね?」と、ジョークを交えて、人の昔話を話題にする人がいます。でも、これってよく考えるとマナー違反だし、そもそもすごく失礼! 本人の許可もなく「あのときさ~」と話すのは、おそらくその一瞬で場の空気が凍ります。相手の気持ちを考えて会話を選びましょう♩
同窓会に参加するときは、テンションを上げすぎないように注意すること。調子にのると、自分では気がつかないところで誰かを傷つけている場合も。みんなが最後まで楽しめるように、空気はちゃんと読みながら場を盛り上げましょう♩
構成・文/山口恵理香