mer読者と同じ世代の、夢を追う次世代のインフルエンサーをクローズアップ!今回は写真家として活動する20歳の吉野羽南さんにインタビューしました。
女の子を撮り続ける写真家の吉野羽南さんって?
大学に通いながら、夢を追う写真家の吉野羽南さん。Instagramに投稿した作品が注目を集め、Instagram Japanにピックアップされたことで人気に火がつき、個展やブランドとの活動など写真家として活躍している。彼女がなぜ多くの人の心を惹きつけているのか、話を聞いてきた。
▷今は大学に行きながら活動しているんですか?
_はい、大学でも写真の勉強をしています。大学進学をする時に、「あ〜、なんかもっと人と違うことがやってみたい!」と思って写真科に進むことを選びました。もともと父がカメラマンをしていたのでカメラは身近にあったんですが、そこで初めてちゃんと写真を撮ることに向き合いました。 ▷どんなところが写真の魅力ですか?
_私は「人」が好きなので、写真を通してたくさんの人と関われることが1番の魅力です。 自分自身、自然体でいるように心がけています!そうすることで、写真を撮るときも被写体のありのままの魅力を引き出したいなと思うんです。私の場合は楽しみながら、遊んでいるような感覚で写真を撮ることが多いですね。
▷女の子の写真が多い理由は?
_やっぱり女の子の方がより身近でコミュニケーションをとりやすい分、魅力を引き出しやすいと感じています。 でも実は今、男の子を撮ることにも挑戦しているのでお見せできる日が来るのが楽しみです!
Instagramに載せた写真で注目を集めた吉野羽南さん
▷想い入れのある1枚は?
_この1枚はInstagram Japanにピックアップして頂いた、私にとって転機となった作品です。この写真は2016年4月にInstagramに載せたんですが、これからの1年間は本当にありがたいことに個展やお仕事であっという間だったなと思います。
▷どんな想いを込めて写真を撮っている?
_人に何かを残したいという想いがあります。人の心に長く残ったり、人のターニングポイントになるような写真を撮れるようになりたいです。 そのためにもInstagramで写真を見てもらうだけではなく、生で見て感じてもらいたいと思っているのでそういう機会を増やしていきたいと思っています!
今後の活動は?
▷これからどんなことに挑戦したい?
_これからはカメラ以外の分野でも表現の幅を広げたいと思っています。例えば幼稚園からバレエを続けているんですが、そういう風に違うことに挑戦することで、また写真の表現の幅を広げたいです。 今20歳として自分の将来に迷いもあります。学生のうちに色んなことに挑戦して、より多くの人に写真を見ていただけるようにしたいと思います。
▷なぜ、羽南さんが多くの人を惹きつけているのか?
_とても人懐こい彼女は、人との距離を縮めるのが得意。そんな彼女自身の魅力が被写体を通して、写真をよりメッセージ性の強いものにしているのだと感じた。写真の道にまっしぐらかと思いきや、しっかり将来を見つめているからこそ迷いもある。たくましく進み続ける彼女に、これからも目が離せない。
→吉野羽南さんのInstagram:@appl__e____
撮影協力:カフェ「PIZZA 9丁目」
構成・文/祖谷美帆 撮影/池田神代子