下地の塗り方にチークの入れ方・・・メイクを始めてから、「なんとなく」のやり方を続けている人も多いのでは? ということで、知っているようで知らないメイクの基本をパーツごとに徹底解説!第2回は、顔全体の印象を左右する「チークの塗り方」編です。
基礎メイクを教えてくれるコーチは、菅沼ゆりちゃん!
「チークを塗るのもベース作りのうちのひとつ」というゆりっぱちゃん。顔色を良く見せてくれるチークは、女の子のメイクにとって必要不可欠なもの。血色感のある健康的な肌に仕上げるという点で、ベース作りの大切な作業なんです! 普段は、クリームをチークを使用しているゆりっぱちゃんですが、今回はパウダーチークののせ方までしっかりとレクチャーしてくれました。
LESSON START!
〜 クリームチーク編 〜
クリームチークは、肌にしっかり密着させるために指でのせていきます。1本の指の腹に、ほんのり色づくくらいの量を取ります。
のせる場所は、笑った時に頬骨が上がるところがスタート。 そこから外側に向けてグラデーションになるようにのばしていきます。ポンポンと軽めにのせて、できるだけ肌と密着させるようになじませていけばOK! あくまで顔色を整えるものなので、濃くなりすぎないように注意しましょう。どんな場面でも浮かないチークにするなら、ほんのり色づくくらいがちょうど良い◎
〜 パウダーチーク編 〜
パウダーチークの場合は、指ではなくブラシを使いましょう!毛先で優しくなでるように、チークをなぞります。
写真のように、毛先がパウダーでほんのり色付くくらいの量を取ります。
ここからが重要ポイント!まずは、手元にトントンとブラシをあてます。
こうすることで余分なパウダーが落とされ、毛先に適量のパウダーが残ります。
あとは、クリームチークと同じく濃くなりすぎないようにのせていけばOK。 パウダーチークは、クリームチークに比べると色が濃くなりやすいので要注意!一度しっかりと余分なパウダーを落としてから、肌にのせるように心がけましょう。
ゆりっぱオススメ!顔の形別チークの入れ方
今回はチークをのせる方法だけでなく、顔の形別に似合うチークの入れ方も教えてもらいました。自分はどの顔形タイプかを見極めて、毎日のメイクの参考にしてみてください! 【横長さんタイプ】 斜め上に向かってシャープに入れるのがオススメ! 【縦長さんタイプ】 丸く入れず、できるだけ横に伸ばすようにのせるのがオススメ! 【パーツ中心寄りさんタイプ】 顔の外側に向かって広がるようにのせるのがオススメ! ★マメ知識 【チークがより馴染みやすくなる方法】 ファンデーションを塗った後に、薬局などでも売っているスポンジで油分を拭き取るのがコツ。余分な油を取り除いて、チークが密着しやすい肌環境を作りましょう。
文・構成・撮影/池田神代子