【カレー女子のすゝめ】女性が一人で入りやすい!ホワイトカレーの店「チャボ」

世間は女子のカレーブーム。
友達と巡るのはもちろん、ふと”カレーを食べたいな~”と思ったときに女性が一人で行きやすいカレー屋さんを、カレー大好きな女優・中村美優(なかむらみゆ)が紹介する連載企画。
第ニ回目は、カレーの街・神保町で唯一無二の”ホワイトカレー”をいただける「チャボ」さん。

案内人は…カレー女子『中村美優』

こんにちは、中村美優です。 梅雨が無い北海道で生まれ育った私は、もう上京をして3年が経つというのに未だに梅雨に慣れることが出来ません。 今年は新しい傘を買うところからスタートして雨でも出かけるぞ、と気合を入れています。 今回は、私と同じようにちょっぴり雨にくじけそうな人でも、きっとお出かけがしたくなる! 神保町の「チャボ」さんにお話を聞いてきました。


路地裏の隠れた名店「チャボ」

本屋、スポーツショップ、喫茶店。 そして、カレー。 この文字列と言えば……そうです、神保町です! カレー激戦区と言われる神保町。なななんと30軒以上のカレー店が集まっています。 そんな中で他のお店とは一線を画すホワイトカレーを出す店が、今回ご紹介させていただく「チャボ」さんです。


駅から約5分。 一見ここであっているのか?と不安になるほどの細い路地…ですが、安心してください。 この短くも細い路地にあるのは、ウィンナーコーヒー発祥の喫茶店『ラドリオ』、モダン喫茶『ミロンガヌォーバ』、そして『チャボ』。 夢のようなラインナップの路地なのです。


"白いのにお味はカレー"というギャップにハマる

北海道発祥で、名前の如く白い"ホワイトカレー"。 数種類あるメニューの中から、本日いただくのは、人気の"煮豚のホワイトカレー"。 まるでシチューのように、本当に真っ白な見た目です。


…!!? ……カレーです………。 カレーの味しかしません。 分かってます、カレーを食べているのだから当たり前ですが、〝シチューのような〟味は全くしないのです。コクがあり、まろやかな、紛れもないカレーなのです。


煮豚はとても柔らかく、甘さが口の中にじゅんわりと広がります。 これは美味しすぎる…! そんなホワイトカレーについてもっと知りたくなってしまった中村、店主の根岸さんにお話を伺いました。


知られざる"白さ"の秘密

ちゃぼのはじまりは約60年前。 店名さえ変えなければ何の店をしてもいいというスタイルで、歴代の店主が様々な店を営業し、15年前に根岸さんが今の「チャボ」をオープン。 実は根岸さん、もともとは劇団に所属する役者さん! 劇団が経営する「チャボ」を任され、店主と二束のわらじを履くことに。 最初は焼酎バーとしてオープンし、その後ランチタイムに神保町ならではのカレー屋さんを始めました。


神保町にまだない"ホワイトカレー"に目をつけた根岸さん。 カレーを白くしようというアイデア…一本取られた〜という気持ちです。 黄色っぽさが出てしまうターメリックを極力使わず、ホワイトペッパーやクミンでスパイシーさを出してホワイトカレーを実現。 しっかりと濃いめのターメリックライスを合わせることで、お口の中でカレーの味が完成するという仕掛けに。


さらに牛乳と生クリームを使用する事で、味に深みも出ています。 ちなみに、根岸さんが北海道ホワイトカレーを初めて食べたのは、チャボを始めた後。 オンリーワンな味であるのも納得です。 これはもう、北海道ホワイトカレーではなく、神保町ホワイトカレー。 いや、チャボでしか食べられない世界で1つのホワイトカレーです!!


神保町を愛し、愛される。人情味あふれる同店

気づけば、こんなに教えていただいて大丈夫ですか…と心配になる程、チャボの秘密を教えて頂いてしまいました。 根岸さんのいくらでも聞いていたくなる心地の良いテンポのお話とその人柄。 カレー以外の神保町のお話も沢山聞かせて頂いて、なんだか帰る頃には神保町で生まれ育った気分に。


現在も、月水金の夜は飲み屋スタイルで営業。 14時からは限定の焼きホワイトカレーがあったり(ホワイトカレーは焼くと甘さが出るとか…気になる…)、夏には凍らしたカブでつくる冷やしホワイトカレー も出るというのだから、常連が多いのも頷けます…一回じゃ足りません!


店内には、神保町が出てくる映画が流れているので、食べ終わった後にはなんだか神保町を散歩がしたい気分になってきます。実はもう気になる喫茶店がいくつもあるのです…。 でも、カレー屋のはしごも捨てがたいな…なんて魅力的な街。恐るべし神保町。 おわり。


店舗詳細

○住所:東京都千代田区神田神保町1-3 ○営業時間: [月~木] 11:30~16:00 [土・日・祝] 12:00~16:00 [金] 11:30~16:00 月、水、金は夜も営業 ○電話番号:03-3294-5288


撮影:渡邉まり子
文・構成サポート:祖谷美帆