読書の秋にオススメ!20代女子に今、売れている本TOP5

「読書の秋」ということで本を読みたいけど『何を読めば良いか分からない』と悩んでいる人、必見! ハイブリッド型総合書店hontoで20代女子に売れている本をランキング形式でご紹介します。本を通じて新しい発見や出会いがきっと見つかるはず…!

5位:『残像に口紅を』

テレビ朝日系バラエティ番組『アメトーーク!』で紹介され、話題を集めた1冊が5位に登場。

1章ごとにひとつ、またひとつと言葉が失われてゆく世界で、執筆し、飲食し、交情する小説家・佐治勝夫。「あ」が消えると、「愛」も「あなた」もなくなった。文字の消滅とともに家族や友人を失い、文体も変えざるをえなくなる男の姿を追う究極の実験的長篇。読み進めるうちにあなたもきっと独特の世界観に飲み込まれるでしょう。


著者:筒井 康隆
出版社:中央公論新社

4位:『青くて痛くて脆い』

「君の膵臓を食べたい」で注目を集めた“住野よる”による待望の新作です。

人に不用意に近づきすぎないことを信条にしていた大学1年の春、田端楓は秋好寿乃と出会う。空気の読めない発言を連発し、周囲から浮いていて、けれど誰よりも純粋だった秋好の理想と情熱に感化され、二人は「モアイ」という秘密結社を結成した。それから3年、あのとき将来の夢を語り合った秋好はもういない。楓の心に突き刺さる秋好の”嘘”とは一体――?青春の煌きと残酷さを痛烈に描ききった“喪失”の先の物語です。


著者:住野 よる
出版社:KADOKAWA

3位:『屍人荘の殺人』

主要ミステリランキング3冠という偉業を成した、今村 昌弘のデビュー作。

神紅大学ミステリ愛好会に所属する葉村譲と会長の明智恭介は、曰くつきの映画研究会の夏合宿に興味を抱き、美貌の探偵、剣崎比留子と共に紫静荘を訪ねた。“曰く”など気にする風もない部員たちは、肝試しと称し神社に赴くが、想像を絶する異常事態に遭遇し紫静荘に立て籠もることに。緊張と混乱が続くなか一夜明けると、部員の一人が惨殺死体となって発見される。それは連続殺人の序章に過ぎなかった――。奇想と本格が見事に融合する本格ミステリー。あなたにその謎は解けるでしょうか?


著者:今村 昌弘
出版社:東京創元社

2位:『蜜蜂と遠雷』

2017年、第156回直木三十五賞第と14回本屋大賞を受賞した話題作が第2位にランクイン。

3年ごとに開催される芳ヶ江国際ピアノコンクール。「ここを制した者は世界最高峰のS国際ピアノコンクールで優勝する」というジンクスがあり、近年、覇者である新たな才能の出現は音楽界の事件となっていた。数多の天才たちが繰り広げる競争という名の自らとの闘い。第1次から3次予選そして本選を勝ち抜き優勝するのは誰なのか?ピアノコンクールを舞台に、人間の才能と運命、そして音楽を描き切った青春群像小説です。


著者:恩田 陸
出版社:幻冬舎

1位:『かがみの孤城』

2018年の本屋大賞受賞作品が第1位に。感動の波が押し寄せる涙必須の一冊です。

学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた――秘めた願いを叶えるため、7人は城で隠された鍵を探す。言えない。だけど助けてほしい。生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。涙が止まらない、感動溢れる一冊です!


著者:辻村 深月
出版社:ポプラ社/span> ※ハイブリッド型総合書店honto調べ
「honto」は、ネット書店(本の通販ストア、電子書籍ストア)と、丸善、ジュンク堂書店、文教堂、啓林堂などのリアル書店を連携させた総合書店です。「読みたい本を、読みたいときに、読みたい形で」提供するサービスで、本を愛する人をサポート。

ハイブリッド型総合書店「honto」公式サイト→https://honto.jp/

Instagram