古くから、新月から満ちていく月に願いをかけると満月の日に叶うという言い伝えがあります。
9月10日は乙女座の新月。
9月は月が最も美しく輝くときで、なかでも、9月24日の十五夜の日は月のパワーが一年で最も強くなります。
そんな十五夜にむけて新月の日から願いをかけてみませんか?
12星座別にどんな願いをどのようにかけたら叶いやすいのかお教えしましょう。
火のエレメンツ(牡羊座・獅子座・射手座)
牡羊座は仕事や勉強に関する願いごとがおすすめ。 長期決戦は苦手だけど、瞬発力は抜群の牡羊座なので、新月から満ちていく月(10日~24日)の期間どの日でもいいので月がきれいに輝いている晩、一日だけ全身全霊で月にむかって願いごとを唱えるとよいでしょう。なかでも、上弦の月の日(17日)が効果絶大。
獅子座はお金に関するお願い事が叶いやすいでしょう。 新月の日(10日)にお財布の中のお金を数えたり、ポケットの中でコインをひっくり返したりすると金運アップするそう。ただし、あまり欲張ってはいけません。
射手座は自分の夢をかなえるためにどのようにしたらよいのか月にたずねてみましょう。 十五夜(24日)の晩にムーンストーンを軽くくわえて、難しければ、月にかざして心の中でといかけるとお告げがきこえるといわれています。頭の中にひらめいたことがあったらそれが月からの答えです!
地のエレメンツ(牡牛座・乙女座・山羊座)
牡牛座は恋の願掛けが叶いやすいときです。 三日月(12日)にむかって恋がうまくいくようにお祈りしましょう。今月は、三日月のモチーフのブローチが恋のお守りに。毎日つけているほどタリスマン(お守り)効果が強くなります。ときどき満ちていく月にかざして浄化するとさらにパワーアップ!
乙女座は新しいことをはじめるのにいいときなので、それがスムーズに進むように新月の日から満ちていく月(10日~24日)に毎日お願いしましょう。 几帳面な乙女座なら毎日欠かさず願掛けできるはず。もちろん、何日かお休みしても効果はかわりませんから大丈夫。
山羊座は旅行関係のお願い事がおすすめ。 いきたいところがあるなら、新月の日にそれを紙にかきだしながら、そこにいっている自分をイメージしながら実現しますようにとお願いを。行き先は一か所に絞る方が叶いやすいでしょう。旅行予定があるあなたは旅の無事を祈って。
風のエレメンツ(双子座・天秤座・水瓶座)
双子座は家族やパートナーに関する願いごとが叶いやすいとき。 新月は目にはみえませんが、肉眼で初めて見えた月のことも新月とよんでいます。新月の日から始めてみえた月にむかって家族の幸せを祈りましょう。一般的に、自分のことより人の幸せを願う方が叶う可能性が高いといわれています。
天秤座は心の奥底に隠している悩みを十五夜の日(24日)に、海や川など水辺にでかけて、水面にうつる月にうちあけましょう。 昔の人たちは月を直接見ずに水面や杯(さかずき)に写る月を愛でて楽しみました。悩みを表にだすだけですっきりした気分になれるはず。
水瓶座はお稽古ごとや創作活動などの上達を願うのにいいとき。 十五夜の晩(24日)に月の光だけで針に糸を通せたら、お稽古ごとが上達するという言い伝えがあります。それに是非挑戦してみてください。糸を通すのに時間がかかれば上達までに時間がかかるそう。
水のエレメンツ(蟹座・蠍座・魚座)
蟹座は結婚に関するお願い事がおすすめ。 まだ相手がいないなら、新月の日(10日)に将来の結婚相手とあわせてと空の向こうの月にお願いしましょう。その日の夢に将来の結婚相手があらわれるそう。ちなみにすでに恋人がいるなら、月がみちかけている夕方に結婚式をあげると幸せになれるといわれています。
蠍座は人間関係のお願い事を十五夜の日(24日)に。 十五夜に月におそなえしたお団子や果物などをみんなで食べると強い絆で結ばれるといわれています。お団子だけでもいいので、家族やずっと付き合っていきたい人とお月見してからいただきましょう。
魚座はもともと抜群の芸術的センスの持ち主ですが、ちょっとよくばってファッションセンスも含めたもっと広い意味でのセンスがよくなりますようにとお願いするのにいい日です。 十三夜の月(23日)はこれから欠けていく十五夜の月より美しいという人が多いそう。その十三夜の月にむかって願いを唱えましょう。
占い・文/小泉茉莉花
イラスト/和泉琴華