女の子のための薬膳連載vol.51。食事と運動、両方の視点からの不調改善をご提案。
病院に行くほどではないけれど、日々感じる身体の不調。忙しいから・・ずっとこうだから・・と何となく見過ごしていませんか?
そんな日々感じる不調を薬膳とヨガで整えましょう。
体が冷えると甘いものが食べたくなる?!
11月のテーマは「冬の太らない体作り」。
冬に気になる体の冷え。実は冷え性の人ほど甘いものを欲する傾向があると言われています。そして、夏に比べても冬の方が甘いものを食べたくなることが多いと思います。 その原因は、体温を維持するためにエネルギー効率の良い糖質を好むから。 でも、甘いものを欲した時にひたすら我慢となると逆にストレスがたまってしまいますよね。そういう時はできるだけ体を冷やさない、温かくてなるべく自然の甘みを生かしたおやつを取るよう心がけましょう。 我慢は禁物! 体が喜ぶ食べ物を摂るよう心がげて、不調知らずの体を作りましょう。
体を温める食材
にんにく、生姜、唐辛子、シナモン、ネギ、ニラ、玉ねぎ、舞茸、鶏肉、エビ・・etc
冬におすすめのおやつ食材
干し芋、干し柿、焼き栗、黒豆、さつまいも、かぼちゃ、小豆、りんご、くるみ・・etc
今日のかんたん薬膳 〜さつまいもとりんごのHOTデザート〜
<材料 2人分> さつまいも 中1本 りんご 1/2個 レーズン 15g くるみ 10g シナモンスティック 1/2本 水 1カップ 砂糖 大さじ1 みりん 大さじ1 バター 適量 <作り方>
1. さつまいもはよく洗い、皮付きのまま蒸す レンジを使う場合は、濡れたペーパータオルで包み、さらにラップに包んで レンジで5分程度柔らかくなるまで加熱する
2. 柔らかくなったら、食べやすい大きさに乱切りする
3. りんごもよく洗い、皮付きのまま芯を取り、1cmのくし形に切る
4. フライパンにバターを入れてりんごを入れて蓋をし、弱火でりんごが透き通るまで炒め煮したら、さつまいもを加えて炒める
5. 鍋にシナモンと水を入れてふつふつしてきたら、砂糖、みりんを入れて砂糖が溶けたらくるみとレーズンを入れる 6. 柔らかくなったら火を止めて、4にかけたら出来上がり
写真・文・構成/建部春奈