気になるクリエイター vol.1 ▶見るたびほっこりするキャラが人気の『はるちゃん雑貨』って?

ハンドメイド・リメイクが大好きな編集が、オススメのクリエイターを紹介する連載。
今回は、ほっこり可愛い布雑貨が人気の『はるちゃん雑貨』をご紹介します。

はるちゃん雑貨って?


minneやSNSを中心にじわじわと人気を集めている布小物のブランド。ゆるっとしたキャラクターをモチーフとした、巾着やバッグがとっても大人気なんです! 作品を作っているのは、愛知県出身で、現在は東京に住む24歳の黒柳春佳さん。『はるちゃん雑貨』という名前の由来も、デザイナーの黒柳さん(はるちゃん)が作る雑貨を販売しているからと、とってもシンプル! 自らのあだ名を入れて、親しみやすい雑貨になるといいな!という想いも込められているんだそう。


作品づくりをはじめたきっかけは?

昔からこのイラストを自分の持ちキャラのように、気に入って描いていたんです。 ある日、落ち込んで元気がなくなっちゃった友達をなんとかはげましたくって、ノートにうさぎのイラストを描いて見せたんです。 そしたらいつもの元気な笑顔を見せてくれて…! そのときの嬉しい気持ちがはるちゃん雑貨の原点ですね。


思い入れのある作品は?

(初代「おかおショルダー」) …今のデザインとは刺繍が全然違いますね笑


(現在販売している「おかおショルダー」) 高校でファッションを学んでたんだし、作ってみよう!と思って作ったのが最初。 このカバンを持って学校に行ったら、友達にすごく褒められたんです! それでSNSにもあげてみたら「作って欲しい!」と何人かに頼まれたりもしました。 このとき「もしかしたら売れるんじゃないの…?」と思うようになりました。


ハンドメイド1本で生活しているの?

それから就職したんですが、妥協に妥協を重ねて決めた職種だけあってどんどんマイナスな気分に。 その間もはるちゃん雑貨を続けていて、お店での委託販売の依頼も何度かありました。 でも正社員の仕事のために断っていたんです。 「こんな生活いやだ!もっと好きなことを仕事にしたい!」と、思い切って辞職しました。 それからはるちゃん雑貨+バイト生活を続けているうちに、ハンドメイドサイト「minne」のピックアップ商品に何度か選んでいただけたんです! それがきっかけでバーっと火がついた感じがしました。 今はありがたいことに、ハンドメイド1本で生活しています。


作るうえで大事にしていることは?

作品を考えるときに意識しているのは、「日々持ち歩いてもらえるもの」。 私自身が雑貨や、持ち物にはげまされることが多かったんです! 可愛いものがそばにあると、気分が上がりませんか? 気分が落ち込んでも、このポーチを見るだけでちょっと元気が出たり…そういう身近な雑貨でありたいんです!


よく言われるのですが、このお顔たちは1つ1つミシンで刺繍をしてるんです! 下書きもフォーマットがあるわけでもなく、全て手描き。 鉛筆で描く、あの素朴な雰囲気を出すために、線が太くなるジグザグミシンを使って心を込めて縫っています。


はるちゃん雑貨のこれからは?

実は、2019年から作品達のリニューアルをしました! ブランドとしてもっとレベルアップしたい!と思い、できるだけ長く使ってもらえるように裏地をつけて強度を高めたり、ネームタグを追加したり…より質にこだわっています! それと、ここ最近まで雑貨屋さんでの委託販売がメインでした。 でも、もっと多くの人に会って直接「ありがとう」って言いたい!ってずっと思っていたんです。 なので、今年からイベントを中心に活動することに決めました! より多くの人に長く使ってもらえるように、作り続けていきたいです。


《お話を聞いてみて…》

ミシンでなめらかなカーブを縫い上げるのは、至難の業。 だからこそ、あのはるちゃん雑貨のキャラクター達の縫い線(特に写真右下・「ぽんちゃん」の目周り)に感動しました!! そして作風にも黒柳さんの雰囲気が感じられて、持っているだけで癒されます。 実は編集担当(私)と出身高校が同じで、私が在学中の頃から「先輩の作品可愛いよね!」とよく話題に上がっていたのを覚えています。 会うだけでほっこり優しい気分になれる、そんなあったかい方です。


はるちゃん雑貨のInstagram▶https://www.instagram.com/necomris/
twitter▶https://twitter.com/haruchan_zakka
ホームページ▶https://www.haruchanzakka.com/

取材・文/大西美音