不器用さんでも簡単!感謝を伝える色紙のアレンジアイデア3つ

卒業式などを迎える別れのシーズン。「お世話になった人にメッセージを送りたい」という人も多いのではないでしょうか? そこで今回は、不器用さんでも簡単にできちゃう色紙のアレンジ術をレクチャーします!

レベル1:マスキングテープ×蛍光ペンで華やかに

定番の色紙といえば、まっしろな素材の真ん中にメッセージや宛名を書き、その周りをそれぞれのメッセージで埋めるというもの。 カラーペンで使ってみたりしたものの、これだけだとちょっと殺風景で統一感がないかも…? 「でも、凝りすぎたデザインはちょっぴり苦手…」そんな方におすすめしたいのが、蛍光ペンとマスキングテープを使用したアレンジです。


【用意するもの】 一般的な色紙、蛍光ペン、マスキングテープ 手順は簡単! 【❶色を決めてマスキングテープと蛍光ペンを用意する】 送る相手の好きな色やイメージカラーなどを思い浮かべてみましょう。ポイントは、多くても4色以内で納めるということ。それ以上だとちょっとうるさい印象になってしまうからです。


【❷マスキングテープで縁取りをする】 色が決まったらマスキングテープで色紙の外枠に沿って縁取りをしていきましょう。この時のポイントはできるだけ細い幅のものを使うこと。あまりに太いテープだと書ける範囲が狭まってしまいます。 反対に、真ん中の宛名欄の周りは太めのマスキングテープで目立たせても◎。


【❸蛍光ペンで枠を決めていく】 まずは全部で何人書くかを考えます。大人数の場合は、大きな枠と小さな枠を混在させると、長いメッセージと短いメッセージの差が悪目立ちしません。 使う色は3色がおすすめ。タテ・ヨコ・ナナメ決まった色で線を引いていくことで統一間のあるデザインに見せることができます。 また、蛍光ペンを使う時は薄めの色味がおすすめです◎。


完成品がこちら! 余ったスペースにはマスキングテープを貼ったり、シールでデコレーションしてみても良いかもしれません♪


■使用したもの■
・マスキングテープ(外枠:mtブランドのもの、赤ピンクのボーダー:100円ショップ)
・蛍光ペン(ゼブラ マイルドライナー)

いずれもライター私物 ※商品名は編集部調べ

レベル2:写真と画用紙を人数に合わせて使い分ける

「せっかくだから写真を貼りたい」 だからといって、“色紙の真ん中にどんと1枚”だと寂しい印象ですよね。 今回は、写真と色画用紙を使った簡単なアレンジを紹介します♪


まず、写真を貼る時に大切なのは、“いきなり貼らない”ということ。 色紙の紙質上、一度貼った後にはがすとかなり汚くなってしまいます。そのため、写真を貼る時には必ず仮でレイアウトを組んでみるようにしましょう。 ここからは、人数別のアレンジ方法です。


【7人以上:いろいろな形のメッセージカードを組み合わせる】 大人数で色紙を書くときに大変なのが、なかなかメッセージが集まらないということ。それに、まわしている間に汚くなったり、誰が持っているのかが分からなくなることってありませんか? そんな時におすすめしたいのがメッセージカードを作って組み合わせる方法。すべて四角や丸で統一するのもいいですが、ハートや台形などを混ぜても可愛く仕上がります。 それぞれのメッセージカードを集めればOKなので作業も楽ちん♪


【2~6人:写真+画用紙で1枠を作る】 少人数の場合は、色画用紙と写真のセットを組み合わせるのもおすすめ◎。 それぞれ思い出深い写真を使えば、送る側も受け取る側も楽しい1枚にできちゃいます。 写真のように2人からできるのも良いですよね♪


【1人:思い出の写真をとにかくコラージュ!】 「お世話になった人にメッセージを送りたいけど、手紙で長い文章を書くのはなんだか恥ずかしい」という方におすすめなのが、思い出の写真をとにかくコラージュした色紙を作ること。 内容によっては手紙よりライトな印象にもなるので、気の置けない相手にはぴったり。


■使用したもの
・マスキングテープ(赤ピンクのボーダー:100円ショップ)
・色画用紙(100円ショップのもの)
・写真(フリー素材・家庭用プリンターで印刷)

いずれもライター私物

レベル3:トレンドの小さめ色紙をコラージュ

変わり種の色紙を送りたい方におすすめなのが“2つ折り”の色紙。 卒業式で渡す時に、「色紙は嬉しいけどちょっと邪魔だな…という悩みを解決してくれた」と最近話題を集めています。 今回使った無地タイプ以外に、メッセージカードとセットになったものなども。100円ショップや文房具店で手に入りますよ♪


中身のアレンジは、これまでと同じように色画用紙で作ったメッセージカードを貼っても◎。 ただ、写真は通常サイズのものを貼るとかなり幅を取るので、小型の写真を当てはめるのがおすすめです!


今回はキヤノンから発売中のミニフォトプリンター「iNSPiC」を使いました! スマートフォンから専用アプリを使って、Bluetoothに繋げば印刷できるので超簡単。インクも必要ありません! プリンターのサイズは、だいたいスマートフォンくらい。写真の大きさも小型色紙にはぴったり♪ ぜひ自分だけのオリジナル色紙を作ってみてくださいね。


ミニフォトプリンター iNSPiC オープン価格(参考価格:15,880円(税別) キヤノンオンラインショップ価格)/キヤノン

■その他使用したもの
・色画用紙(100円ショップのもの)
・写真(フリー素材・iNSPiCで印刷)

いずれもライター私物

企画・構成・文/於ありさ