不器用だなんて思わないで。新しい環境に馴染めないときの対処法

春は新年度を迎え、1年の中でも一番忙しい時期。学生を卒業し、社会人になる人もいれば、今までの環境を離れて、新天地でがんばる人もいます。
新しい環境に入るときは誰もが緊張し、無事に適応できるか心配になるものです。もし、なかなか馴染めなくても焦る必要はありません。今回は、新しい環境に馴染めないときの対処法をご紹介します。

会社は仕事をするための場所と言い聞かせる

新しい環境に入ったときに、一番ストレスになるのは人間関係です。今までの環境では当たり前だった常識も通じなくなり、しがらみの中で働いていかなければいけない場合もあります。なかなか悩みを打ち明ける相手もいなくて、つらいと感じる人もいるでしょう。 しかし、そもそも会社は仕事をするための場所です。同期同士で仲良しこよしをする場ではなく、目の前の仕事を効率的に進めていたら、先輩たちや上司は必ず見ていてくれます。 おしゃべりばかりしている後輩よりも、誰とも群れずに、ひとりコツコツと働いている後輩の方が、先輩としては「なにかしてあげなきゃ」「支えてあげたい」と思うもの。新しい人間関係に馴染めなくても「自分は孤独だ」なんて感じなくていいのです。


適応力がある人と自分を比較しない

新しい環境にすぐに馴染める人とそうではない人がいます。適応力がある人は、あっという間に新しい環境に馴染み、周囲とも楽しそうに交流しているでしょう。ただ適応力がなくても、それだけですぐに不安がる必要もありません。 人よりも馴染むのが遅くても、時間が経てば、自然と輪の中に入れます。よほど特殊なケースではない限り、周りの人たちも馴染めないだけで文句を言ったりはしません。環境がよければ、優しく見守ってくれます。 ひとつ意識していたいのは、馴染めないなりに努力はすることです。周りに対して気を遣わせるのではなく、少しでも仲良くなれるように自分からも行動を起こすことが大事なんです。


会社を一歩でもでたら、仕事のことは忘れる

新しい環境と自分自身との相性が悪い場合も、残念ながらあります。最初のうちは「ここでずっと働いていけるかもしれない」と思っていても、先輩と反りが合わずに、メンタルが疲れてしまう場合もあるんです。 あきらかに相性の悪さを感じるなら、会社をでたら、仕事のことは忘れること。お休みの日も「月曜日からどうしよう」「また仕事に行かなければいけない」と考えるのではなく、とりあえず休日はプライベートの時間を満喫しましょう。 ただしどんなに努力をしても、状況が改善されないなら、いくら新しい環境に入ったばかりとはいえ、これからについて考え直す必要はあります。早急に結論はださず、もうしばらく様子をみながら、別の場所に移るかどうかを考えましょう。


早めに出社をして、頭の中を整理してから1日をスタートさせる

新しい環境に馴染めない状況がしばらく続くと、ストレスも大きくなりはじめます。容量が満タンに近づくほど、焦りもでてくるでしょう。目の前の仕事を効率よく進めるためにも、朝は少しだけ早めに出社をして、頭の中をよく整理する。モヤモヤしている気持ちを紙に書き出すだけでも、スッキリします。 朝早く出社すると、誰もいない状況の中、仕事をスタートさせられます。外部からの電話も、あまりかかってきません。頭の中の整理整頓をするには、朝はベストタイミングなのです。 新しい環境に馴染めなくても、焦らなければ大丈夫です。ただ、馴染もうと努力をしているのに、周りがそうさせないなら話は別。しばらく様子をみて、状況が少しでも改善されるなら、そのまま継続。どうしてもストレスばかりかかってしまうなら、そのときに、これからどうしたいのかを自分自身と相談しましょう!


文・構成/山口恵理香