好きを叶える!アパレルブランドと自身のハンドメイドブランドを両立する・鹿熊れなさん【キニナルあの子】

自分の“好きなこと”を極めて輝いている人にクローズアップする企画「キニナルあの子」。3月は、アパレルブランドに勤めながら、自身のハンドメイドブランドを手掛ける鹿熊れなさんにインタビュー! 制作しているバッグや、2つのお仕事の両立ついてなどたっぷり取材しました♡


\3月の「キニナルあの子」/

鹿熊れなさんって?

鹿熊れなさん/23歳/@usapan___

ハンドメイドブランド「フエ」のディレクター兼、アパレルブランド「ネンネ」のSNS運用・バイヤー。祖母に影響を受け、幼少期より裁縫をスタート。高校で家政科に進学し、被服に加え調理などについても学ぶうちにバリスタへの憧れを抱いたことで高校卒業後は調理製菓系の専門学校へ。その後、フリーターとしてバリスタとアパレルブランド「ネンネ」での仕事を掛け持ち。SNSやお洋服の知識をしっかり身につけておきたいという思いから、1年程前に「ネンネ」に正社員として就職。自分のハンドメイドブランド「フエ」ではバッグの制作を行い定期的に販売している。


B A C K G R O U N D

誕生日プレゼントでもらった“ミシン”が転機
趣味として始めたバッグ作りがブランドへ

_まずは、ご自身のハンドメイドショップについて教えてください。

「FOUET(フエ)と名付けた自分のブランドでは、ハンドメイドのバッグを販売しています。“FOUET”はフランス語で泡立て器という意味です。泡立て器はお菓子を作るときに必要な道具で、フエのバッグもコーデを組むうえで欠かせない特別なアイテムになってほしいと思い、この名前にしました。身につけるだけで幸せな気持ちになってほしいという想いを込めた、“パウンドケーキに添える生クリームのように、日々の生活にほんの少しの幸せを”というサブテーマもあります」。

_製菓にも精通する鹿熊さんならではの素敵なネーミングですね。
 そもそも、どのような経緯でハンドメイドバッグを制作することになったのでしょうか?

「昨年、父から誕生日プレゼントとしてミシンをもらったのがバッグを作り始めたきっかけです。それから、アパレルで働いている彼氏と、お互いの作りたいデザインを出し合い、趣味としてバッグ制作を楽しんでいました。作ったバッグをInstagramに載せたところ、嬉しいことにフォロワーさんから販売してほしいというお声を頂いて! 昨年の12月にブランドを始め、今は定期的に販売を行っています」。

 


W O R K

アパレルでのお仕事と
ハンドメイド制作の両立

_フエでは、主にどのようなバッグを制作されていますか?

「現在は、キャンバス生地を使ったショルダーバッグを制作しています。丸みを帯びたシルエットで一見可愛らしい印象ですが、ハトメやカラビナを使うことで、男女兼用で使えるユニセックスなデザインに。今後は新しいデザインはもちろん、アイテムの幅も広げていきたいです」。

_一方、アパレルブランドではどのようなお仕事をされていますか?

「もともとはネンネSNS運用メンバーとして入社しました。その後、デザインもしてみたい!と思っていたところに会社からお声がけいただいて、デザインにも関わるように。現在はバイヤーとSNS運用を担当しています。バイヤーとしては、主にファッション小物を担当しており、キャップやバッグなど、実際に自分が使いたいと思うものを仕入れるようにしています。ブランドのSNS担当としては、Instagramの撮影や動画編集などクリエイティブに関わる業務をしています」。

_今のアパレルブランドに正社員として働き始める前はバリスタとしても働かれていたようですが、アパレル一本にしようと思ったのはなぜですか?

「バリスタの仕事も大好きだったのですが、やっぱりお洋服に携わることがしたいという気持ちはずっと強くありました。加えて、お洋服の知識や今の時代に欠かせないSNS・マーケティングについて、若いうちに一度きちんと身につけておきたいと思って就職することにしました」。

_お仕事でそれぞれ大変なことはありますか?

「それぞれというよりは、ふたつのお仕事の両立が大変ですね。平日フルタイムで働いている分、フエの制作は休日に行うことになるため、ハードスケジュールになるときも…!」。

_逆に、やりがいを感じる瞬間や嬉しかったことは?

「どちらのお仕事も、お客様からお礼の言葉をいただいたり着用のお写真が届いたりすると、作って良かったな、頑張って良かったなと思えます。アパレルのお仕事では、ポップアップで実際にお客様と会えることがすごく嬉しい! フエももう少し大きくなったら、ポップアップに出店してみたいなと思っています♪」。

 


G O A L

自分のお店で
バリスタとハンドメイドを叶える

_これからの目標を教えてください

「まずは、今のアパレルのお仕事を通して、お洋服やSNSについての知識をもっと吸収したいです。同時に、フエをもっと多くの方に知っていただけるよう、こだわりのある特別なモノを作り続けていきたいと思っています。将来については、まだきちんと計画できているわけではないですが、以前本業でもあったバリスタとして自分で開いたカフェで働きながら、フエの販売もその店舗で行うのが目標です! さらに言えば、インテリア家具の販売も行うなど、衣食住を詰め込んだあたたかいお店ができたらいいなと夢見ています♪」。

 


構成・文/平木彩夏