自分の“好きなこと”を極めて輝いている人にクローズアップする企画「キニナルあの子」。12月は、ポピーのショップスタッフとして働きながら、ダンサーとしても活躍中の合田くるみちゃんにインタビュー。
\12月の「キニナルあの子」/
ショップスタッフとダンサーの二足の草鞋 合田くるみちゃんって? |
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● P R O F I L E ● N a m e : 合田くるみ |
YouTuberやクリエイティブアーティスト等マルチに活躍している“あさぎーにょ”がディレクターを務める人気アパレルブランド「ポピー」のショップスタッフ。その傍ら、ダンスカンパニー ドラスティックダンス“O”に所属するダンサーとしても活躍中。日々、レッスンに励みながら、舞台やミュージカル作品へも出演する今後注目のひとり。 | |
B A C K G R O U N D merで目覚めたおしゃれ “好き”の気持ちで掴んだ憧れの夢 |
_ファッションに興味を持ったのはいつ頃からですか?
「私がおしゃれに目覚めたきっかけは、中学生の頃に読んだmerの雑誌なんです! モデルの皆さんがそれぞれ自分の好きなことや個性を大切にファッションを楽しんでる姿を見て、私もこんな風になりたいと思ったことを覚えています。古着やカラフルなお洋服などファッションを好きになれたのはmerのおかげ。今こうして関われていることが不思議だし、とても嬉しいです(笑)!」。
_ポピーで働き始めたきっかけは?
「ショップができた当初は、ブランドのいちファンでお客さんとして通っていたんです。ポピーのお洋服やスタッフさんと触れ合ううちに好きな気持ちが募って、いつか自分もポピーやディレクターのあさぎーにょさんと関われるお仕事をしてみたいと思っていました。そんなときに、運良くスタッフ募集のお知らせが。それまでアパレルの経験もなかったし、ただポピーが好き!という気持ちしかなかったけど、チャンスだと思ってスタッフオーディションを受けました!」。
FASHION カジュアルと甘さのバランスが大事 色で遊ぶのもマストです♪ |
_好きなファッションやコーデで意識していることは?
「メンズライクでカジュアルなアイテムと、女のコらしいあたたかみのあるアイテムを組み合わせるのが好きです! 個人的ルールは、コーデのどこかに必ず色を入れること。アウターやトップス、ボトムスなどメインのアイテムだけではなく、例えばモノトーンコーデにもカラーソックスを差すなど、どこかに色物をプラスしています」。
・・・ KURUMI’S COORDINATE ・・・
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やんちゃなスタジャン×スウェットは
真っ白なレースで女のコらしいバランスに

「スウェットにスタジャンと上半身はメンズライクなアイテムでまとめました。そこに、大きめの襟やレーススカートで女のコらしさを投入して甘カジに仕上げるのがマイルール♪ イヤリングと靴下は、丸い模様とブルーで合わせてアクセントにしました」。
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クラシカルなモノトーンコーデも
甘めのカーディガンでまろやかに

「イエローのカーディガンを主役にしたかったので、他はモノトーンで統一。ボーダートップスにベレー帽やローファーとトラッドな要素を盛り込むことで、カーディガンの甘さを引き立たせています♡ パンツはあえてワーク感のあるパンツを選んでほど良くゆるさも演出」。
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ビッグMA-1とチェックスカートのロックテイストを
パールネックレスで上品に味付け
「カーキ×赤は安定の可愛さ♡ オーバーサイズのMA-1にタータンチェックのスカートといかつめのブーツで、海外ガールのようなロックな雰囲気に仕上げました! カッコ良くキマりすぎないように、パールのネックレスでさりげない女性らしさを意識したのがポイント」。
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KURUMI’S COLLECTION
色×柄の靴下で気分を上げる 「どんなにシンプルなコーデでも、色や柄物の靴下を投入するだけでガラッと雰囲気が変えられる。差し色やアクセントにしたいから、持っているものは派手めなものが多いんです。コーデを決めたあとに、今日はどんな靴下を合わせようかなと迷う時間も好き♡」。 |
D A N C E 動くことで伝えるダンスと 纏うことで共感するファッション |
_実はショップスタッフだけではなく、ダンサーの一面も。どのような活動をされているんですか?
「今はダンスカンパニーに所属して、レッスンを受けながらオーディションを受けたりストレートプレイの舞台やミュージカル作品に出演させていただいたりしています」。
_舞台で活躍したいと思ったのはいつ頃から?
「3歳からモダンバレエを習っていたこともあって踊るのが大好き。中学生のときに初めてミュージカルを見に行ったのですが、その頃から舞台に興味を持つようになり、高校は演劇科へ進学しました。そのときからすでに、将来は舞台で活躍できる人になりたいと思っていましたね。なので、高校卒業後は上京して養成所に入り、1年半学びながら実際にミュージカル作品などにも参加していました!」。
_ファッションとダンス、全く違う職種のように見えますが、何か通ずるものはありますか?
「ファッションもダンスも、自分を表現する手段という意味では似ている部分もあるような気がします。舞台では実際に身体を動かすことで分かりやすく表現しますが、ファッションは纏うことで自分の“好き”を発信できたり伝えたりできるなと。最近ショップスタッフのお仕事を通して色々なお客様と関わることが増えたのですが、自分のスタイルに共感してもらえたりするのも楽しいし嬉しいなと感じています」。
G O A L 大好きなお洋服を着て作品に出たい! 自分が好きなことでワクワクを届けられる人に |
_これからの目標はありますか?
「ファッションにしろ、ダンスにしろ、自分の好きなものやことを大切にしながら活動していきたいと思います。最近、『何がしたいのか、将来どうなりたいのか』と考えることが多いのですが、やっぱり自然と心がときめいてやってみたいと感じることに素直でいることが大事だと思うんです。私の場合は、ポピーのお洋服が好きだし、幼少期から続けているダンスや舞台も欠かせないもの。どちらも大好きだなという気持ちから、いつかポピーのお洋服を衣装に、ミュージカル映画のようなMV作品を作りたい!という目標もできました。可愛い衣装で踊れたらとっても楽しいだろうし、見てくれる人にもワクワクしてもらえるはず。そのために、今はもっとお洋服のセンスや自分を磨いて、演技やダンスにも向上心を持って取り組んでいきたいです!」。
撮影/小石謙太
構成・文/平木彩夏
※●はすべてモデル私物です。価格はモデルの申告および編集部調べによるものです。