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Happy
New
Year
Interview
Saki Shibata
新年明けましておめでとうございます! 2023年の幕開けを記念して、人気merモデルにインタビュー。柴田紗希ちゃんに、2022年の思い出と新年の豊富を聞きました。お正月らしい着物姿もお見逃しなく。
Look back 2022
自分と向き合ったことで
本当に似合うものが見つかった!
「振り返ると、去年は自分と向き合った1年でした。小さいときに楽しいと思っていたこと、キラキラして見えたこと、星や植物、自然が大好きで、星に対していつもありがとうって言っていたこと。そんな気持ちを大切にしてみようって、内面の幸せを意識して過ごせたと思う。自分が芯からキラキラできることは何かっていうことに向き合ったら、全部が見えてきて、本当に好きな服装、色み、髪型などを大事にできた。改めて、夢に出てくるぐらいおしゃれが楽しい! そして同時に自分に自信が持てるようになったんです。
自分が目指している女性像は、生活感があるのにこなれている人。パリの女性たちが家の中にあるものをパパッて合わせて、さっとリップを塗っただけでおしゃれに決まる感じ。でも足元だけは良い靴をはいてるとか、生活感があってちょっとダサ可愛い。そういうのが私の中でのなりたい像が改めて分かりました。
一昨年は髪をピンクとか青にしてみて、それも可愛かったけど生活感っていうのは難しくて…。今のヘアは、金髪からのグラデーションが海外の人が髪を染めたあとに伸びてきた感じのイメージで、これだ!って、この歳になってできあがったヘアスタイル。めっちゃ気に入っていて、当分続けていきたい!
また、今まで自然に出会ってきた人とのコラボも印象的。もともとうつわを愛用してた陶芸家のアセビマコトさんと仲良くなって、食事をしてるときの会話の流れで「そういうのできたら楽しそうじゃないですか?」って提案してくれて、「楽しそう!」ってところから始まったコラボ。すごく素敵な流れで、仕事なんだけど仕事じゃないみたい。自分が欲しいと思った大きいお皿とカップとゴブレットを絵と言葉で伝えて、アセビさんが再現してくれました。本当に温かいコラボができたのがうれしかった。すごく良いものができたから、今まで出会いを大事にしてきて良かったと再確認!
去年はこれまで何年間かやりたいなぁって思っていたものが、ちょっとずつ形になってきたのと、本当に私がやりたいこと、ワクワクすること、これから長くやっていきたいことが見えてきたような年。やっと兆しが見えてきた気がしてるんです!」。
Towards 2023
「世界の平和やみんなが幸せになるために行動したいという気持ちがずっとあって。それをベースに、自分と向き合って、したいと思ったことに向かって急がずに動いていきたい。例えば、海外を1人で旅するとか。海外に行くと刺激を受けて、日本では思いつかないアイデアがパッと思いついたりするから。
あとは、シンプルにもっともっと美意識を高めていきたい。女のコである自分を楽しむこと、その感覚が戻ってきたから、今とても楽しくて、ワクワクしいます。それをどんどん確立していきたい。お洋服のコーディネートも、古着が好きなことは変わらないけど、新しいことにも挑戦したい。
私は50歳とか60歳になったときの自分の像があるんです。それになるためにゆっくり探求していく年にしたい。そのためには、清らかな心でワクワクすること、ドキドキすること、幸せだなって感じることに向き合っていきたい」。
自分の未来が光るようなことに
意識を向けて過ごしたい!
Saki’s kimono style
オールホワイトに黒を差して 「白黒が新鮮な着物に、あえて帯と半襟も白で統一。ガーリーじゃなくて、大人っぽい雰囲気にしたかったから、半襟はレースではなくベーシックなものを選んだよ。モノトーンにヘアと帯飾りでシルバーを入れてアクセントに」。 |
撮影/有坂政晴
文/石井佐代子
構成/祖谷美帆
衣装協力:kesatokyo