【New Year Interview 三戸なつめ】2023年は“演技”のインプットを増やしてレベルアップしたい!


Happy
New
Year
Interview

Natsume Mito

新年明けましておめでとうございます! 2023年の幕開けを記念して、人気merモデルにインタビュー。三戸なつめちゃんに、2022年の思い出と新年の豊富を聞きました。お正月らしい着物姿もお見逃しなく。


Look back 2022

チームワークが大切な仕事を通して
ずっとつながっていたい人達と出会えた

「2022年は舞台を頑張った年でした。2つの舞台に出演したけど、たまたまどっちも家族の話のコメディで、家族について考えた年だったかも。

春に上演した『大迷惑』は、失踪していた弟が生きていて、再び家族に受け入れる話。お父さんと2人暮らし&お姉ちゃんっていう設定が、実際の自分とは違うから演じるのが難しかったけど、だんだん弟って可愛いなって思ってきて、家族のつながりは切っても切れないものだと実感しました。演出家さんのアイディアや演出も面白くて、人を笑かす演技がすごく勉強になりました!

年の後半の『ぴえろ』は、殺人を犯してしまったお姉ちゃんを守る妹の役。これも家族愛がテーマになっていて、犯罪を犯したお姉ちゃんを守ることは正義ではないからすごく複雑なんだけど、それでも守りたい人がいるっていう役どころ。テンポが早くて、同じコメディだけど『大迷惑』とはまた違った吉本新喜劇みたいな笑いで懐かしさを感じつつ、間とかテンポ感とか、どう演じたらお客さんが笑いやすいかってのがすごく勉強になりました。小道具を使う早い掛け合いのシーンはやることがいっぱいあって、それを体に慣れさせるために自主練をすごく頑張りました。1日中稽古場にこもって練習してたから根性がついたかも。部活みたいな青春を感じられたし、自分がもともと体育会系だから、みんなで頑張る舞台は楽しかった!

あとは写真展ができたのも想い出。ヘアメイクさんとカメラマンさんと伊東で泊まりがけで撮影したりして、これをSNSだけで見せるのはもったいないってなって写真展をすることに。コロナの自粛があって結局やるのが計画から1年後になっちゃったんだけど、その1年の間に4回も作品撮りができて、最初に考えてた規模より大きい写真展になったから、それはそれで良かったかな。ロケ場所探しやレンタカー、宿の手配も自分達でやったし、私も私服を衣装に使ったりしていろいろ大変だったけど、その分めちゃめちゃやりがいがあって、すんごい楽しかった!

これまでは個人プレーの仕事が多かったけど、去年は舞台や写真展など、仲間がすごくポイントになった年だったと思います」。


Towards 2023

「今年は役者としてもファッションも、1個レベルアップしたなって思える自分でいたい。特に演技の勉強をいっぱいしたくて、映画、舞台などの作品にたくさん触れて、観るだけじゃなくインタビューも読んだりして、監督さんの伝えたいこと、役者さんがなにを考えて演技してるかなど作品の意図をインプットしたい。作品を観たら感想をノートに書いていて、今までは入れたら入れっぱなしってこともあったから、自分が演じるときにちゃんとアウトプットできるようになりたい。去年は舞台の年だったから、今年は映像も頑張りたいな!

ファッションは普段着ってよりも、衣装とか作品としてのスタイリングが上手になりたい。今までは自分が普段着る服を楽しみたいって感じだったけど、これからも作品撮りをしたいから、作品で映えるコーデも研究したい!」。

自分で調べたり考えて引き出しを増やし、
レベルアップしていきたい!

 

Natsume’s kimono style

浅草の街に映える
ブルー系の着物でしっとりと

「浅草が赤のイメージだから、街の差し色になるように水色っぽいグレーの着物を選びました。柄に小さく赤が入ってるのもお気に入り。30代だから、元気ってよりは落ち着いた雰囲気に。ヘアはおまかせしたけど、ユリをつけてくれたのが嬉しかった!」。


撮影/有坂政晴
文/石井佐代子
構成/祖谷美帆

衣装協力:kesatokyo