Let’s start moving
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2022
NATSUME MITO
新年明けましておめでとうございます。今年もmerをよろしくお願いします。2022年の幕開けを記念して、merモデルの三戸なつめちゃんにインタビュー。モデル、役者としてマルチに活躍するなつめちゃんが、2021年を振り返って、新年の豊富を語ってくれました。
Starting 2022
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モデル私物(●古着のニット/「スーパーラブマーケット」で7000円 ●デニム/ビューティ&ユース。10000円 ●帽子/もらいもの ●サボ/ボサボ。20000円)
人からは自由にやってるって見られてるかもしれないけど、実はあまり自信満々じゃなくて、自分の中でブレーキをかけていたことも多かったんです。それが去年の1年間で変わってきました。パーンって殻をやぶった感じで、いい意味で開き直って「私は私!」って思えてきたんです。今年はそれを表現することに繋げて、広げていきたい。
Look back 2021
ファッションも役者も
自分の内面を表現できるようになった!
2021年はコラボなどのファッションの仕事と役者の仕事、どっちも楽しめました。コラボは、「une nana cool」の下着や「たす」のアクセサリーなど、洋服だけじゃなく、今までやってこなかったジャンルのコラボも経験しました。
コラボって売れなきゃダメだし、数字で結果が出ちゃうものだけど、今までよりも自由にできたなって掴んだ感じがあります。今までも自由にやらせてもらってたけど「こっちの方がいいかな?」とか、「こうしたほうが売れるのかな?」とかも結構考えてしまっていたんです。
去年のコラボは周りのスタッフさんも、遊び心に対して前向きにとらえてくれて応援してくれました。売れることも大事だけど、好きだったり、面白いって思うものを楽しんでつくれたことで、ものづくりに対する気持ちが大きくなった気がします。
また去年、映画『シノノメ色の週末』が公開されたのですが、撮影したのは一昨年の秋ぐらいでした。監督さんに「三戸さんな感じで演じてください」って言われて。そのときは「大丈夫かな?」、「演じれてるのかな?」って不安だったけど、出来上がりを見たら「いいじゃん!」って自分でも思えたし、周りの評価も良くて自信に繋がりました。それから自分が自由に表現してるときのほうが、評価を得られやすくなったように感じています。
こう見えて、自分に閉じ込もちゃったり、悶々と考えちゃったりすることもあって、そんなふうに視野が狭くなってるときは、本当に何事もうまくいかなかった。自由になって、視野を広げて、仕事を楽しむスタンスになったほうが、評価をしてもらえたり、オーディションに受かったり、結果が出ることが増えた気がします。
プライベートでは、大人塗り絵やパズルにハマりました。やっている間、自分の世界に入れて集中できる。たまにnoteも書くようになって、文章を書くのも楽しいなって思ってきました。そういう趣味も増えたから、より一層自分になれてるみたいな感覚があります。
Towards 2022
2021年が殻を破ったような年だったから、2022年は今のこの自分の自由に表現できてる感じを活かしていきたいな。ファッション、役者、絵、文章、すべてで表現して発信したい。今まではパーソナルな部分を出すのが怖かったけど、どんどん出していきたい! パーソナルな部分は経験値が反映されるから、自分の仕事でも趣味でも、ちゃんと“自分を使いながら”やっていきたい。
ファッションもやりたいし、役者もやりたいし、両方あっての三戸なつめ。ファッションのコラボの方はゼロからだから“クリエイティブな三戸なつめ”、役者は脚本があってその役があるから、もっと“人間味のある三戸なつめ”。脳みその違う部分を使ってるくらい別のものだけど、どっちも私には必要なんです。
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やっと自分の中身のパーソナルな部分をさらけ出せるようになってきたから、今年はそれに基づいた本とか、絵本を出したいな。そしてTVで見られる機会も増えると思います。楽しみにしててください。
ファッション、役者、絵、文章etc…
ちゃんと自分を使ってやっていきたい!
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MESSAGE 自分に自信を持つには、自分を好きにならなきゃいけなくて、それがちょっぴり難しいよね。自分をさらけ出す勇気を持って、自分の生きやすい環境を作って、好きなように生きれば、自分を好きになれるよ! |
撮影/有坂政晴
取材・文/石井佐代子
構成/清水優香子
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