【キニナルあの子】韓国コスメの挿絵も手がける! 注目のイラストレーター・kaekoさんって?

自分の“好きなこと”を極めて輝いている人にクローズアップする企画「キニナルあの子」。11月の2人目は、イラストレーターとして活動しているkaekoさんにインタビュー! 作品のこだわりや今後の夢についてたっぷり教えてもらいました♡

 

\11月の「キニナルあの子」No.2/

海外ブランドとのコラボも♡
どんな題材もオシャレなイラストに変身させちゃう!
kaekoさんって?

● P R O F I L E ●

N a m e :  kaeko
 A g e :  25
I n s t a g r a m :  @kaekosart

大学時代、ブログ用にイラストを描いたことをきっかけにInstagramに作品を投稿し始める。衣食住をテーマにした何気ないモチーフとゆるっとしたラフな描画がオシャレすぎると、国内外問わず依頼を受ける。デンマークのアパレルや韓国のヴィーガンコスメなど旬なブランドから熱い支持を受ける、今注目のイラストレーター。

 

B A C K G R O U N D
ブログ用に描いたイラストに反響があり
趣味を仕事にするように

 _イラストを描き始めたきっかけは?

「絵画を集めていた祖父の影響で小さい頃から絵を描くことが好きで、趣味でちょこちょこと描いていました。今に繋がる一番のきっかけは大学生の頃。当時始めたライフスタイルブログで、文章に添えるためのイラストをiPadで描いたら思ったよりも好評で! それをきっかけにイラスト専用のInstagramのアカウントを作り、2019年頃から本格的に作品を投稿するようになりました。発信する中で想像よりたくさんの方から反応していただけたことが嬉しく、自分の自信にも繋がり、イラストを仕事にしたいと思い始めました!」。

 

_イラストレーターとしてどんな活動をしていますか?

「主にInstagramを通してお声がけいただき、イベントポスターやカタログの挿絵などを制作しています。ジャンルとしてはファッションやコスメ、レストランなど幅広く、意外にも海外のブランドからお話をいただくことが多いです! 初めての海外案件は、デンマークのレストラン『アポロ バー』のイベントポスター。韓国のヴィーガンスキンケアブランド『メリクサー』のコスメの中に入っているポストカードのイラストを描かせていただいたことも印象に残っています。国内では最近、雑誌『フラウ』や『オーシャンズ』の挿絵を担当させていただきました。少しずつ日本のクライアントも増えてきて嬉しいです!」。

 

ILLUSTRATION
何気ない日用品をオシャレに魅せる
ほど良く力の抜けたデザイン

_どんな作品を中心に作っていますか?

テーマは衣食住。日常にまつわる絵を描いています。本格的に絵を始めたきっかけがライフスタイルブログであったように、昔からライフスタイルに興味があるんです。ファッションからコスメ、料理まで自分の好きなものや気になったものをジャンル問わずスケッチしています! だから作品を投稿しているInstagramのフィードは、自分の“好き”を羅列したセレクトルームみたいになっています」。

 

_イラストを描くうえでのこだわりは?

ラフな雰囲気を纏った絵になるように意識! 線はまっすぐではなくあえて緩く描いたり、下書きで描いた鉛筆を残して気負わない空気感を演出したり…。一方で、色に関しては細かさを大切にしています。立体感や質感を表現するために、何層にもカラーを重ねてレイヤリング。そうした正反対の“ラフさ”と“緻密さ”を組み合わせることが自分の作品らしさかなぁと思います。あとは、個人的にくすみカラーが好きなので、少しトーンを落としたような色合いで描いています」。


\こだわり作品1/

『春野菜』のイラスト

「たけのこを買ったときにその絶妙な色合いに惹かれ、好きな野菜をまるっと集めて描きました。たけのこには10色以上、他の野菜も何色もレイヤリングすることで奥行き感を演出。あえて下書きの鉛筆線を残したり、粗めのブラシを使ってブラシの質感を出すことでホッとするような雰囲気に仕上げました」。

 

\こだわり作品2/

デンマークブランド『アナザー アスペクト』の新店舗ポスター

「デンマークのアパレルブランド『アナザー アスペクト』の新店舗プロモーション用のポスター。ブランドカラーの青を使って、青一色で描きました。線をあえて緩く描いて、鉛筆でサッとその場で描いたようなラフな印象に。自分の作品が街に飾られている様子を見てすごく嬉しかったです!」。

 

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\マストハブアイテム/

iPadとメガネと音楽

「iPadとApple Pencilがマストなのはもちろん、一日中画面を見ているのでブルーライトメガネも欠かせない! これを着けるだけで目の疲れがかなり軽減されます。あとは音楽も大事。オシャレなカフェで作業するのが憧れですが、外だと集中できないので、ジャズなどゆったりした音楽をかけながらおうちで作業するのが私にはピッタリです」。

 

_デザインの参考にしているものは?

「日常生活でよく目にするものの中からヒントを見つけることが多いです。例えば、食材の色! 果物や野菜って一つひとつ微妙に色や形が違いますよね。そういった些細なものからインスピレーションを受けて、『次はこんなカラーを使ってみたい!』や『こんな形で描いてみよう!』などアイディアが生まれていきます」。

 

_活動をしていて嬉しかったことは?

「自分の描いた絵が実際に街やプロダクトで使われている様子を見るとすごく嬉しい! 形になったのを実感するときに感動します。国内外問わず、クライアントとコミュニケーションを取りながら、一から理想へ近づけていく過程も楽しいです。あとは、Instagramで反応していただいたり、『個展やってください!』などとコメントをいただけることもとても励みになります」。

 

G O A L
今後も発信を続けながら
絵を通して多くの人と交流したい!

_これからの目標はありますか?

「ありがたいことに、Instagramを通して海外の方から多くご依頼をいただいていますが、日本の方とももっとお仕事ができるといいなと思います。クライアントと一緒に作り上げると、自分のアイディアだけではない新鮮なものができるのでジャンルを問わずに様々なブランドとコラボしてみたいです! あとは、オリジナルグッズを販売することも目標。最近、練習としてステッカーを作ったら思ったよりも反応が良かったので、文房具やTシャツなどにも挑戦したいです。そして、いつかは個展を開いて、いつもSNSで見てくださる方とのコミュニケーションの場を作りたい! 今後も発信を続けていきながら、絵を通していろんな方と交流できると嬉しいです」。


構成・文/家田柚香