new村田倫子 in 2021 これまでの積み重ねが導いた“オリジナルブランド”へ挑戦

Hello 2021, 
Hello 新しいわたし

RINCO MURATA

世の中が大きく変化し、これまでと全く違った1年になった2020年。そんな中、merモデルの意識も大きく変わっていました。ブランド「idem(イデム)」のプロデュースという新しい挑戦を始めた村田倫子ちゃんが2020年を振り返りました。


倫子の2020→2021

物作りも発信することも、全ての軸が
温度の通った「人との繋がり」になった

 

「いつかはお洋服のプロデュースをしたいとずっと思っていました。30歳に近づく中、“自分はこれから何がしたいのか”を立ち止まって改めて考えたとき、今までで1番テンションが上がったお仕事は、ブランドコラボの商品づくりなどのクリエイティブなことだったなって思ったんです。そんな中、ちょうど良いご縁に恵まれて、2020年春にブランドを始めることができました。

 おかげ様で好調なのですが、それは今まで応援してくれた人達が楽しみに待っていてくれたから。それこそmerをずっと読んでくれていた方達が、祝福も込めてidemの服を手に取ってくれることがとても多いんです。長年応援してくれた人がたくさんいたことに改めて気づいて、感謝の気持ちでいっぱいです。

モデル業は好きだけど、『私でいいのかな?』って自信がなかった部分もあって。でも今は応援してくれているみんなの声が質量で分かるから、自分が今まで選んできた道が無駄じゃなかったんだ、ちゃんと繋がってたんだって実感しました。

 

 

だからこそ、応援してくれている人たちのことを大切にしたいし絶対に裏切れない。洋服を作るというクリエイティブも大事なんですけど、その商品をどのように届けるかという道筋まで私は関わっていたいと思っています。なるべくブランドの全部のことに首を突っ込みたい。そこに温度がないと、絶対にダメだし、嘘のものづくりは絶対にしたくないから。

でも会社という組織の中で仕事をするのが初めてなので、思ったようにいかないこともあります。ただのインフルエンサーという見られ方をして、悔しい思いをしたことも。今は服を作るハードルが低い時代だからこそ、私がidemを作る理由がないと、絶対に続かない。私もただ名前だけで売るのは絶対に嫌だし、そういうブランドにはしたくないって思いが強くあるので、日々戦っています。

また、ブランドを始めたことによって、視野が広がって違う側面から物を見られるようになりました。モデルのお仕事のときも、ただ指示通りにするだけじゃなく、クライアント側の視線で考えて、どんなふうに撮影するのが最適かを深く考えるようになりました。そういう企画や戦略を考える裏方の仕事が好きなんだと、改めて強く思っています。

 2020年は、今まで積み上げてきたもののお披露目会をさせてもらった段階。これからもidemを楽しみに待っていてくれる人達を裏切らないものづくりをしていきたいです」。

 

倫子のおにゅーな3大トピック

商品がお客さんの手に届くまでを企画します

「企画を考えてくれるチームとの会議ではすごく刺激をもらいます。会議はとても楽しいし、数字を使った細かい分析など、ものづくりじゃない場面でも多くの学びがあって、日々勉強です」。


美術館に通って色彩感覚を高めています

「服を作るようになって色彩を意識するようになりました。絵画展に行くことが多いのですが、必ずオーディオをつけて、その背景を聞きながら周ります。idemの服も背景やストーリーを大切にしています」。



自分の気持ちをnoteに綴って残しています

「何かを伝えることを丁寧にしたいと思ったときに、私は文章で残したいと思ってnoteを書くように。ブランドに対しての思いを綴っています。誰かが気持ちを汲み取ってくれると嬉しいな」。

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倫子の2021年さらなる一歩

 かけがえのない人の縁を大切にしながら広げていきたい

 

2020年は仕事のパートナーやお客さんなど、人の縁の大切さに改めて気づきました。今年はそれを大事にしつつ、もっと広げていきたい。アクティブな方ではないけど、踏み出すと面白いって分かったから。ブランドも新しく好きになってくれる人を増やしていきたいです!」。


撮影/藤井由依(Roaster)
取材・文/石井佐代子
編集/祖谷美帆