【憧れの職業密着】ブランドの魅力を発信する“プレス”のお仕事に迫る!

様々な職業のお仕事内容にクローズアップして、“なりたい自分”のヒントをもらう連載企画がスタート。今回は、アパレルブランドの“プレス”をピックアップ。ローリーズファームのプレスとして第一線で活躍している井守英恵さんがお仕事の魅力についてたっぷりお話してくれました。


ブランドプレスとして
各メディアから注目を集める井守英恵さんって?

 

  【 P r o f i l e 】 

 N a m e : 井守 英恵
 A g e  : 29
B r a n d : ローリーズファーム
P e r i o d : 6年7ヶ月 (※)
I n s t a g r a m : @haanaaaee 


文化女子大学短期大学部のクリエイティブ科を卒業し
、(株)アダストリアに入社。ローリーズファームの販売を約3年間経験したのち、プレスを担当。
シンプルなのにセンスを感じるトータルコーデが注目を集め、2014年には自身のスタイルブックを発売。

(※)プレス歴は2019年5月時点
本人私物(●トップス 3000円+税、●スカート 5000円+税、●シューズ 3500円+税/すべてローリーズファーム)

 

ローリーズファームの魅力を
多くの人に伝えたい

 

プレスとは…
一般的には広報・宣伝担当としてブランドや商品をPRし、世の中に良いイメージを広げるお仕事です。具体的なお仕事
内容は、テレビ・雑誌へのリース対応やプレスリリース・SNSでの情報発信、カタログ製作、掲載記事の原稿チェックなど業務は多岐にわたります。

ー井守さんはプレスとしてどのようなお仕事をされていますか?
「テレビ・雑誌へのリース業務は毎日あります。アシスタントプレスの子と分けるので、私は週3~4日リース業務を担当しています。そのほかに、ローリーズファームのウェブサイトにアップするファッション記事の企画から撮影、デザインまでを制作会社の方と一緒になって取り組んでいます。シーズン立ち上がりの時季には、ビジュアルやカタログの制作を行います。ビジュアルやカタログを見たときに『素敵!』って思ってもらえるよう、毎シーズン気合いを入れて取り組んでいます。ローリーズファームの魅力がより多くの人に伝わるよう、様々な雑誌やウェブサイトをチェックしてコンテンツ制作や表現の仕方などを勉強しています」。

ーいつからプレスに興味を持ち始めましたか?
「入社当時は洋服の企画職を目指していましたが、スナップやカタログに出させていただく機会があり、そこでプレスという職種を知って、楽しそうな仕事だなと興味を持ち始めました」。

ーどういう経緯でプレスになられたのですか?
「社内公募もあるのですが、私はプレスの席が空いたタイミングでお声がけいただきました。プレスになるためには自分の存在を知ってもらうことが大切だと思い、積極的に自分をアピールしていました。例えば、私の会社では半年に一度、自分の今後の目標を書くシートがあるのですが、そのシートに毎回『プレスになりたい!』と書いたり、プレスの人が私が働いている店舗に来たときは自ら話しかけたりしていました(笑) 」。

 

皆さんからの『可愛い♡』という声が
仕事のやりがい

 

ープレスのどんなところにやりがいを感じますか?
「ビジュアルやカタログなどの制作物への反響をいただいたときに一番やりがいを感じますね。魅力的なモノを作りたいと思って制作しているので、SNSで『可愛い♡』などお褒めのコメントをいただけると魅力的なモノが作れたんだと実感できて嬉しいですね」。

ープレスとして働く魅力は何ですか?
「業界問わず、一流の人たちと一緒にお仕事をさせていただけるのは有難いですね。その方々のお仕事を近くで見ることで刺激をもらえて、私ももっと頑張らなきゃという気持ちになれます」。

ーお仕事でどんなことで悩みますか?
「社内はもちろん社外でも常に人と関わる仕事なので、どうやったらお互い一番気持ちよくコミュニケーションを取ることができるか考えています。お互いが納得できる結論に落とし込めるよう、人の話をよく聞き、言われたことを自分なりにしっかり解釈するようにしています。ウェブ用の記事やカタログなど制作するときも、どうしたらより多くの人に魅力的に感じてもらえるんだろうと日々考えています」。

 

仕事は自分が納得いくまで
やりきる

 

 

 ■スケジュール管理能力 

 ■色々なことに興味を持つ“好奇心” 

 


ー井守さんが思うプレスにとって大切な能力とは?
「絶対に必要というわけではないですが、“スケジュール管理能力”と“好奇心”はあると役立つと思います! 上手にスケジュールを立てられないと、人と会う予定が重なってしまったり、納期が遅れてしまったり…、相手に迷惑をかけてしまいます。なので、スムーズに仕事をするためにスケジュール管理能力は大切だと思います。また、好奇心もあるといいですね! ファッション以外でも興味を持ったモノ・コトがヒントになって仕事に活かせたりするので、何でも興味を持てた方が仕事が楽しめると思いますね」。

ー学生の時の経験が今に活かされていることは?
「納得いくまでやりきる精神が活かされています。大学時代、洋服を作る授業があったのですが、それがすごく大変で。でも、やるなら自分が納得いくまでやり切りたいと思って、最後まで妥協せずに洋服を作り上げました。そのときに身に付いた、納得いくまで取り組む精神は大事にしています」。

 

失敗もプラスに考えて
成長へとつなげる

 


ー仕事をする上で大切にしていることはありますか?

「何事もプラスに考えるように心掛けています。失敗したときは一回落ち込んで反省をします。でも、すぐに切り替えて、この失敗を次にどう活かせるかを考えます。大変な仕事も楽しくないと思ったらその時点でマイナスになりますが、冷静になって違う角度から見つめ直すことで、その仕事のおかげで成長できたことなどプラスの部分も見えてきます! だから、困難なことや失敗も、全てポジティブに捉えられる自分でいたいですね」。

 

ー仕事をする上で欠かせないアイテムはありますか?

  ■ 手帳  

  ■ 名刺入れ  

  ■ 甘いモノ  

「すべてのスケジュールやTO DOリストを書いているので、手帳は手放せません。ちなみに、手帳はクオバディスの手帳をずっと使っています。スケジュールを時間軸で細かく管理できたりタスクを書く欄があるなど、とにかく使いやすいんです!

名刺は仕事で絶対に必要なアイテムです。いつ誰と会うか分からないので、プライベートのときも必ず持ち歩いています。

お菓子はデスクの端っこにいつも置いています(笑)。疲れたときに息抜きとして食べていますね。お菓子の中でもハリボーが大好きで、欠かせません!」。

 

ローリーズファームを卒業した人たちに
もう一度ファンになってもらいたい

 

ー今後の夢はなんですか?

「一度ローリーズファームを卒業した20代後半~30代半ばの方々が、また買ってくれるキッカケを作りたいですね。商品を手に取って『いいじゃん!』て思ってくれたり、ローリーズファームの良さを改めて知ってほしいです。その為に、SNSやウェブサイトのコンテンツは、大人の方にも興味を持ってもらえるような落ち着きのあるデザイン、組み合わせ、テンションなどを意識しています」。

 

 

色々なモノ・コトで触れることで
自分のやりたいことがだんだん見えてくる

 

ー将来に悩む読者へ向けてメッセージ
「自分のやりたいこと、なりたいものって簡単に見つかるものではないと思います。私も最初から夢があったわけではありません。元々、洋服に興味があって、洋服の道を進んで、そこでだんだんやりたいことが見えてきて、今の夢にたどり着きました。なので、若いうちに色々なモノ・コトに触れてみてください! 色々な人と会ってお話したり、映画・本を読んだり、旅行に行ったり、なんでもいいです。それがキッカケで自分が興味が持てることに出会えて、自分の進みたい道が見えてくるかもしれません!」。

 

 

撮影/忠地七緒
取材・構成・文/藤木愛
※●は本人私物です。価格は本人の申告によるものです。