mer5周年を記念したインタビューシリーズの第2回目は、merモデルとしてだけでなく、アーティスト、女優など様々なシーンで活躍する三戸なつめちゃんが登場。これまでのなつめちゃんのmerでの歴史を探ります。
『SNAPからモデルの道がスタート』
―なつめちゃんは、mer歴も長いと思うのですが、merとの出会いを教えてください。
merの前身の雑誌「古着Mixガールズ」でスナップに呼ばれたのがきっかけです。古着Mixガールズは、武智志穂さんが載ってる雑誌でもともと知ってたから、スナップのお話をもらったときは、すごい嬉しかった! どんな格好をしていったらいいんだろう…って悩んで、とりあえず目立つ格好をして行ったのを覚えてます。 それから、スナップに呼んでもらえるようになって、気づいたらいろんな企画にも出られるようになって、いつの間にかmerモデルになったのかな。
『私服コーデ企画がわたしの原点』
―モデルとしてのターニングポイントはあった?
初めて、1人での「30日コーデ」の企画を組んでもらったとき。 まだ奈良に住んでる頃だったんだけど、その特集があったからみんなにも知ってもらえるようになったと思ってます。本格的にモデルさんのお仕事をしたいなって思うようになったきっかけです。
『mer fes.で、初めて自分の想いを伝えられた』
―merで思い出に残っているできごとは?
第1回目のmer fes.で、手紙を書いてスピーチしたこと。初めてファンの人たちに、直接自分の口で想いを伝えられたから、それはすごく良かったなって。 どういう気持ちでモデルをやってるかとか、こういう風にこれからもmerが愛されていけばいいな、みたいなことを話しました。 mer fes.では、モデルがみんな超泣いてて、みんな人前で想いを伝えるのが初めてだったと思うから、感極まったところはあったんだろうな。
『merモデルは普通じゃない!? 私服スタイリングで学んだこと』
―merモデルをやっててよかった!と思ったことは?
上京してからやらせてもらった2回目の「30日コーデ」企画で、自分で洋服をリースしに行ってコーデを組むのがすごく楽しかったです。 スタイリストさんみたいなことって普通じゃできないことなんで、いい経験だったというか。merにいるとそれが普通だから、その時はすごい貴重なことと思ってやってはなかったけど(笑)、今考えたらすごいことなんだなって思います。
―モデルさんがリースに行くことって普通はないですよね。
それがあったから、ブランドさんともコラボができたと思うし、テレビなどでも衣装を自分で用意するのが苦じゃないというか、当たり前にできるのはいいことだなって。 普通のモデルさんとは違って、背がとびきり高いわけじゃないし、スタイルがよくない中で、自分の“好き”を自分の洋服で表現することをmerはとっても大事にしてくれてたから。
―merモデルは少し特殊ですよね。 ちょっとプロデューサー気質になるというか。モデルだけでなく、いろいろなことに携わっていきたいって思えるように成長した気がします。
そういうmerのやり方があったから、今の三戸なつめっていう個人が確立できてるのかなって思います。
『自分らしいファッションに自信を持って!』
―5周年を迎えたmer。読者のみなさんへのメッセージをお願いします。
自分は着る服によって気分が変わったりします。だから、好きな服を着ることでテンションが上がって、自分が納得した服を着て誌面に出て、それに読者のみんなが共感してくれたら嬉しいな。 読者のみんなも「これを着たら変かな」とか思わないで、自分らしいファッションを楽しんでほしいです!
★読者のみなさんへ、感謝の気持ちをこめてプレゼント!
mer WEBのお問い合わせフォームから、なつめちゃんへのメッセージや自分の応援してほしいことを書いてお送りください。抽選で5名の方に、なつめちゃんからお返事のお手紙が届きます♪
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取材・文/石井佐代子