ベーシック服を自分色に染める! 時代に左右されない“辻千恵”の定番服コーデ3

シーズンごとにトレンドを取り入れた着こなしや、理想の雰囲気に合わせた様々なスタイルを楽しむmerモデルたち。そんな中でも、ずっと変わらず着続けているこだわりの「定番服」を紹介してもらいました。今回は、時代に左右されない“シンプルベーシック”を自然体で楽しむ、辻ちゃん(163㎝)が登場!


「一瞬のトレンドより長く大切に着られるものの方が好きだから、ファッションはシンプル&ベーシック一筋です! 親からは地味だと言われたこともあったけど(笑)。年齢にとらわれずに着られるものばかりだし、気負わずコーデを楽しめるのが魅力。パンツにシンプルなTシャツやニット、パーカを合わせるのが、自分らしいスタイル!」。


Chie’s Wardrobe

上質でシンプルなものを
私色に育てていくのが好き!

「同じ服を着ているのにいつ見てもおしゃれな人に憧れて、トレンドを追うよりも質の良いアイテムを集めるようになりました。ワントーンでコーデをまとめることが多いので、白や黒、グレーなどの無地をよく購入します。最低限のものがあれば良い!と思い切って断捨離した結果、自分に本当に必要なものが分かった気がします」。

 

Wardrobe staple

白ニット

ビリティス・ディセッタン/20000円

襟のシルエットや袖のボリューム、長めの丈感の全てがツボ。パンツもスカートも合わせやすい!

 

“冬こそ白ニット”がお洒落の醍醐味♡
オールホワイトでピュアにスタイリング

モデル私物(●古着のパンツ/8000円 ●キャスケット/キャセリーヌ。セールで500円 ●バッグ/ノベルティ ●ユーズドの靴/8000円

「間延びしやすい白のトップス&パンツは、色のトーンを変えてバランス良く着こなすのがルール。真冬に着る白ニットって特別感があって素敵♡ 全体の印象がぼやけないように、黒の帽子や靴を使ってコーデを引き締めたのがポイント。髪を一つ結びにして、ニットの襟を主張させたよ」。

 

Wardrobe staple

古着のパーカ

 

 

 

3000円

大きめのサイジングでゆったりしてるのが私の好み。着ていてラクチン♡

古着のデニムパンツ

「プペドソン」で8000円

数年前に購入して、柔らかくなるまではき続けたこだわりの一着。色落ち感も味があってイイ!

 

等身大のナチュラルコーデに
アウターを重ねたメンズスタイル

モデル私物(●古着のジャケット/20000円 ●帽子/ユニクロ。1500円 ●スニーカー/コンバース。10000円)

「淡い色のデニムをあえて冬に着る、このミスマッチ感が最高! パーカのフードやアウターの襟で首元にボリュームがあるので、ニット帽に前髪を入れ込んでスッキリと。統一感を出すためにコーデの色数は3色までにしたいから、アウターとスニーカーを色合わせしてバランス良く」。

Wardrobe staple

スタンドカラーシャツ

無印良品/3000円

レイヤードしても着ぶくれしないサイズ感がお気に入り。ワントーンコーデに大活躍!

 

タートルネックを差し色に効かせた
洗練大人カジュアル

モデル私物(●タートルネック/ユニクロ。もらいもの ●バッグ/ペリーニ。20000円 ●パンツ/アダムエロペ。5000円 ●ユーズドの靴/8000円)

「トップスは黒、ボトムはネイビーでセットアップ風にコーディネート。タートルネックを仕込むとキレイめな印象に仕上がるので、肌寒い日はこのスタイルが鉄板。赤を差し色に使ってワンアクセントにしました。シャツのボタンをしっかり留めて、きちんと感も演出」。

 

Basic Makeup

素肌仕立てメイク

「ファッションがナチュラルだから、メイクも極力シンプルに。ベースは、下地で肌色を補正して上からノーカラーのルースパウダーを重ねて作る、スッピン風の肌作りが定番。その方がスキンケアも頑張れるし、メイク落としもラクなんです(笑)。アイシャドウもオレンジ系一択! 自分の肌色に馴染むし、ベーシックな服にもベストマッチ♡」

 

 

2021’s Fashion

「コーデに色がないので、明るい黄色とか冒険色も着てみたい。今までにないカラーを着て、“なんだか新鮮!”と周りに思わせるのが目標です」。


撮影/芝崎テツジ
取材・文/末永陽子
構成/竹嶋佑月
※●はすべてモデルの私物です。価格はモデルの申告によるものです。