注目クリエイターvol.15 アクセサリー作家・山下千璃さん

古着・ハンドメイド・リメイクが大好きな編集Oが、オススメのクリエイターを紹介する連載。
今回は、ガラスを使った透明感溢れるアクセサリーを作るブランド「printemps(プランタン)」のディレクター・山下千璃さんにお話を聞きました。


アクセサリー作家・山下千璃さん

名前 山下千璃(やました せんり)
年齢 25歳 ※2020年7月12日時点
作っているもの ガラスを使用したアクセサリー
活動を始めて 2年
※2020年7月12日時点

『 printemps(プランタン)

grassring

_どんなアイテムを作っているの?
「ガラスを使用したリングやピアスなどのアクセサリーをメインに作っています。ガラスはアクセサリー作りによく使われているレジンに比べて透明感があり、ちゅるんとした見た目の作品を作ることができるんです!」。

 

_山下さんの作るアイテムの特徴を教えてください!
「あえて少しいびつだったり、ゴツゴツした形に仕上げることです。例えばリングだと、付ける向きによってリングの表情がガラッと変わります。それを利用して、今日のファッションにはゴツゴツの面を合わせよう! とか今日はツルッとした面を表にしよう! など、ひとつのアイテムでお客さんがたくさん楽しめるようにできればと思いながらデザインを考えています」。

 

_ブランド名「printemps(プランタン)」の由来って?
「プランタンは、フランス語で春という意味です。春って、いろんなことに挑戦したくなる季節だと思っていて。私がデザインしたアイテムを身に付けることで前向きになれたり、ハッピーでいられるようにという想いを込めて名付けました」。

 

_作品を作り始めたきっかけは?
「小さい頃からおばあちゃんに教わってアクセサリーや巾着など、ものを作るのが好きでした! 大きくなっても好きなことは変わらず、デザインについて学べる学校に行きたかったのですが、両親からの反対もあり断念。それでも作ることをどうしても諦めきれず、アパレルスタッフとして働きながら趣味でアクセサリー作りをしていたのがきっかけです」。

 

_ブランドを始めたきっかけは?
「趣味でやっていた活動がどんどん広がっていって、ブランドとして本格的にはじめることにしました。7月(2020年)に、フリーランスから会社を立ち上げるというステップアップをしました。もっともっといろんな人にブランドを知ってもらえるようにより一層頑張って行く予定です!」。

 

 

作品作りについて

_ガラスのアイテムってどうやって作っているの
「ガラスを使用したアイテムは、職人さんに依頼して作ってもらっています。デザインを発注書に起こして、サンプルを作ってもらい、修正する作業を何度も行います。ガラスを使わないネックレスやイヤリング、ピアスは自分で制作していますよ!」。

 

grassflower

_思い入れのある作品は?
「上の写真の花型イヤリング(ピアス)です。ピンクやイエローなど、ひとつのピアスにいろいろな色が混ざっているのが特徴。実はこの作品、最初は単色で作っていたんです。様々な色が入ることで、これからの季節にピッタリの作品になったなと思います! それに花びら一枚一枚の形が少しずつ違ったり、光が当たるとキラキラ光る、こだわりの詰まったアイテムになりました」。

 

_デザインのインスピレーションを受けているものはありますか?
「普段の生活から受けることが多いです。友達が飲んでいた飲み物や、花の茎や花びらの色…いろいろなものがデザインに活きてきます! 気になったものは写真を撮ったりメモをしたりして保存。外で見たものは、家に帰って思い出すことができればデザインに採用することが多いです」。

 

_今イチオシのアイテムを教えてください!

左下/rain drop 右上/sky drop

「この作品は、梅雨の雨をイメージしたリングです。左下は大粒の雨で朝から夜までずっと降っているイメージ。右上は晴れているのに雨が降っているような不思議な天気をイメージしました。天気の変化が激しい時季、気分が沈む方も多いと思うので、このリングを付けて少しでもハッピーな気分になって欲しい! という想いを込めています」。

 

 

いつも思っていること

_仕事をする上で、欠かさないことはありますか?
「SNSでいただいたメッセージに必ず返事をすることを心掛けてやっています。“可愛い!”という一言のメッセージにも必ず返事をしています。忙しくてどうしても遅くなってしまうこともあるのですが、メッセージをもらえることはとても嬉しいことです! これからも全力でお答えしていきたいと思っています!」。

 

_嬉しい、楽しいと思ったことは?
「ポップアップなどの対面販売で、直接お客さんと会えること! 普段はネットでしか販売をしていないので、どんなお客さんが買ってくれているのか見られるのが新鮮です。それに、意見をいただけるのがとても嬉しいです。実際に会うことができるのって本当に貴重で素晴らしいことだと思います」。

 

_いつも大事にしていることは?
「お客さんとの繋がりを大事にしていきたいです。たとえ大きな会社になったとしても身近なブランドでありたいので、もらった意見やアイデアは可能な限り作品に反映するようにしています」。

 

 

これからについて


_目標はありますか?
「今の状況ではなかなか難しいとは思うのですが、ポップアップをやりたいです! 感染症の影響でいくつか中止になってしまったので、状況が改善したらお客さんに直接会いたいと思っています」。

 

moon necklace

_最後に一言!
「私は、悩んで悩んで考えるタイプ。趣味がなかったり、やりたいことが見つからなかったりたくさん考えても浮かばないなら、自然に浮かぶまで待ってみるのもいいのかなと思います。もし、選んだ方向が失敗だったとしても、自分がやったことに間違いはない! と前向きに考えればダメージも少ないはず。ありのままの自分で気になったことにチャレンジしてみて欲しいです!」。

 

お話を聞いてみて…

今回の取材は、感染症対策の一環として対面ではなくリモートで行いました。慣れない取材スタイルにも関わらず、とても楽しくお話しをさせていただきました。山下さんはご自身がやっているブランドのアクセサリーが似合う、とても可愛らしい方という印象。その一方で、ものづくりに対しての想いの強さ、人との繋がりをすごく大事にされているのを感じられました。トレンドのクリアアイテムが豊富で、お洋服にも合わせやすいデザインが揃っているので、友達の誕生日や自分へのご褒美にぜひオススメしたいです。そして、いつか山下さんと実際にお会いできる日を楽しみにしています!(編集O)


【printemps(プランタン)】

Instagram:@printemps_ymst
Online Shop:printemps

 


構成・文/大西美音