全国の人気の古着屋さんを巡る本企画。今回は、原宿のキャットストリートの奥にある古着屋「OTOE(オトエ)」にmer編集部がお邪魔してきました。美容師さんやスタイリストさん、古着好きのインフルエンサーなどオシャレ感度の高い人がこぞって通うお店の魅力をたっぷりお届けします!
今回の古着屋さんは…“OTOE(オトエ)”
原宿駅から竹下通り、さらにはキャットストリートをも抜けた先のビルの2階。駅から離れているため、迷う人や諦める人もいるらしいその場所に「オトエ」はあります。ユニセックスで着られるアイテムを豊富に揃えており、アイテムの年代も、着る人の年齢も性別も偏りがないのでどんな人が来ても似合う一着が見つかるのだとか♡
博物館をイメージしているという店内には、あちらこちらに動物の剥製が。これも別世界に入り込んだかのようなワクワク感を倍増させてくれる要因です。
「一見派手に見えるかもしれませんが、実はスウェットやシャツなどデイリーに着てもらいやすいアイテムが隠れています。毎日新しい商品を入れているし、ラックの並びも日々変えているので、来るたびに店内の印象は違うはず。その点も楽しんでもらいたいですね」。(スタッフ・髙木麻友子さん 以下、髙木さん)
どんなアイテムに出会える?
2ヶ月に1度のペースでアメリカから仕入れてくるアイテムは、70s〜現代までを中心に幅広く揃えています。トレンドに合ったものやバイヤーさんの感性で良いと思ったものがピックされており、虜になる人が続出。1点で可愛いのはもちろんのこと、どういう着こなしをすれば可愛いかということまで考えられているそうです。コーデの提案をしてもらえるので、レディース・メンズ関係なく色々と挑戦してみたい人や、初めて訪れる人など気軽に店員さんに相談できるのが嬉しいポイント♡
「今はTomihiro Konoさんというアーティストのヴィッグも取り扱っているのですが、これは他のお店ではなかなか見ないと思います。今は前髪用やハイトーンの束など部分的に使えるものを多く仕入れています。フルウィッグと違って気軽にイメチェンできると人気なんですよ。ゴムやピンで簡単に付けられるので、普段髪色で遊べない人もアクセサリー感覚で楽しんでいただけます」(髙木さん)
OTOE’s Recommend Items!
スタッフさんに「オトエ」に来たらチェックして欲しい、おすすめアイテムをピックアップしてもらいました! 着こなし方も参考にしてみてくださいね♡
◆ ランジェリー

下着としてだけじゃない♡ レイヤードもオススメ
「アメリカのランジェリーは可愛いですよね。サイズが大きいものが多いので、下着として着るというよりビスチェのようにトップスの上にレイヤードして着るのがオススメ。同じトップスでもガラッとイメージが変わりますよ!」(髙木さん)
◆柄パンツ

人とは被らないチェック柄パンツ
「ポリエステルの軽い素材なので季節問わず着られるのがポイントです。ウエストがゴムで楽ちんなのに、しっかり柄が効いてるので簡単にオシャレに見えます」(髙木さん)
◆ 柄×柄のレイヤードコーデ

新発想のスカートONスカート
「丈の違うジャガード柄のスカートをレイヤード。色をリンクさせることで柄×柄でも違和感なくオシャレに見えます。シースルーのシャツは刺繍がポイント。派手な物同士でも意外と相性が良いんですよ!」。(髙木さん)
OTOE Staff’s Snap♡

中学時代から、通学途中にあった古着屋さんを覗いていたという髙木さん。今ここにしかない1点ものに出会えるのが古着の魅力だと話してくれました。
「今日はワンピースの下に襟付きシャツを重ねました。こういうあまり見ないようなレイヤードや色づかいをオトエでは積極的に提案しています。合わせてみたら意外と可愛かったという発見が楽しいんですよね。値段が高いイメージを持たれることがあるのですが、意外にお手頃なアイテムも揃えているんです。コーデの提案もしているので、ぜひお気軽に立ち寄ってみてください」(髙木さん)
Shop Information
博物館をイメージしている店内は、動物の剥製があったり標本があったり一瞬ドキッとさせられます。同時に何かお宝が見つかるのではないかというワクワクが芽生えるのも事実。ハイセンスなアイテムが並んでいるラックは、アイテムごとや色ごとになっていて見ているだけでも気分が上がること間違いなしです♡ 店員さんがコーデのアドバイスもしてくれるので、着こなしに迷ったら気軽に相談してみてくださいね!
【 OTOE 】
■住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-31-9 クリスタル神宮前ビル 2F
■TEL:03-3405-0355
■営業時間:12:00~20:00(月曜休み)
■アクセス:原宿駅より徒歩約10分
Instagram: @otoelogy
撮影/島崎雄史
取材・文/平木彩夏