スコーンがおいしいとっておきカフェ Vol.2 吉祥寺「mash iro(マッシロ)」

都内でおいしいスコーンが楽しめるお店を厳選して紹介する本企画、第2回目は吉祥寺にある「mash iro(マッシロ)」を訪ねてきました。
「この味が忘れられない」と何度も足を運んでくれる常連さんもいるほど人気な同店のひみつを探ります。

白を基調とした心安らぐお店


カフェやウェディングの料理経験を経たオーナー・山内悠依さん(以下山内さん)が2年間の期間限定店舗としてスタートした「mash iro(マッシロ)」。


生成りの白をイメージしたという空間は、訪れる人をそっと見守ってくれるようなあたたかな雰囲気。


「もともと、前にあったカフェにはお客さんとして通っていたのですが、期間限定店舗を始めるお話をいただいたタイミングが、ちょうどまっさらな状態だったんです。自分なりにリセットして、ここからまた新しく始めようという。そこで、来ていただいたお客様にとっても「何かを切り替えられるような場所にできたら」という想いで『mash iro(マッシロ)』という店名をつけました」(山内さん)

特別なコーヒーを、10年以上つくり続けてきたスコーンと共に


そんな「mash iro(マッシロ)」の看板メニューは「スコーンプレート」(600円)。中はしっとり、外側はサクサク食感のスコーンは、噛み締めた瞬間、口いっぱいに幸せな余韻がじわり、じわりと広がっていきます。

シーズン毎に自家製のものをつくるというジャムは、パイナップル・ベリー・ヨーグルトの3種類。まずはどれにしようかと悩みながら食べる時間も楽しい。過去には、桃やプラム、ほろ苦い大人味の金柑ジャムなども提供していたのだそう。


北海道産のバターを使っているのがサクサク食感のひみつ。焼きたてあつあつのスコーンは、真ん中から割っていただくのがオススメです。


「スコーンは、学生時代から10年以上、少しずつ改良を重ねてつくり続けてきたんです。高校時代の友人も『また悠依の手作りスコーンが食べれる!』と喜んで食べに来てくれたりして。思い入れが深いですね」(山内さん)


そんなスコーンに合わせるのは「白の気配、重厚なる黒」(680円)。1杯につき40gとたっぷりコーヒー豆を使用した、極深煎りのイタリアンローストブレンドです。一口飲むと、どっしりとした苦味の中にも甘みや華やかな香りを感じ、驚くはず。

「粗挽き・低温抽出で1杯6〜7分ほど時間をかけて淹れ、冷めても美味しく味わっていただけるようにこだわっています」(山内さん)


「まずは1人で来てお店の空気感をじっくり味わっていただきたいですね。気に入っていただけたら、その次は一番大切な人や家族、友人とゆっくり過ごしに来ていただけたら嬉しいです」という山内さん。
お店は期間終了の半年後まで続きますが、今後の予定は未定なのだそう。足を踏み入れると、いっとき現実を忘れられる、穏やかな空気感の虜になるはず。きっと忘れられないお店になること間違いなしです。

【SHOP INFO】

「mash iro」

  • 住所:東京都三鷹市井の頭4丁目26−7
  • 営業時間:11:00~19:00(L.O.18:00)
  • 定休日:水曜日、不定休
  • ※営業期間は2020年春頃までを予定。その後の予定はインスタグラム(@mash_iro0301)をご確認ください。

 

写真・文・構成/高橋まりな