すぐに肌がトーンアップ! プロが教える「顔のムダ毛」の正しい剃り方

自宅でムダ毛を処理する人が増えるこのシーズン、間違ったケアは肌を傷めたりとトラブルの原因に。そこで、正しいムダ毛処理の方法を、「赤須医院」院長・赤須玲子先生に伺いました。いつ誰に会っても慌てないように、きちんとケアして隙なしの美肌を手に入れて♡


・・・ フェイス編 ・・・

顔のムダ毛を処理すると、汗やホコリが毛につきにくくなるという嬉しい効果が。雑菌の増殖を防ぎ、ニキビや吹き出物などの予防にも。古い角質もオフするので肌が明るく見え、さらにツルツル&柔らかに。メイクのノリも格段にアップ!

セルフケアのポイント

✔︎処理前に洗顔を済ませて清潔な状態に

✔︎処理前後には肌を保湿

✔︎皮膚を引っ張りながらシェービング

✔︎顔の部位に合わせて剃る方向を変える

✔︎同じ場所を何度も剃らない

使うアイテム

長い刃、短い刃のカミソリ
カミソリは、長い刃と小回りの効く短い刃の2本を用意しておくと便利。スキンガード付きのカミソリなら、うっかり切ってしまう心配もないので◎。

透明なシェービング剤
シェービングの際に使う保湿剤は、肌が透けて見えるような透明タイプだと刃先が確認できて安心安全。クリームやワセリンを使うのがおすすめです。

正しい剃り方

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洗顔後にクリームをつけて滑りをアシスト

洗顔後、カミソリの刃の滑りをよくするためにワセリンやクリームを全体に馴染ませて。髪の生え際は、山を描くようにカミソリを動かしながら剃ると自然な印象に。おでこは中央から外側に向かってシェービング。眉は、眉上のアウトラインからおでこに向かって剃って。

細かい部位は短い刃を使ってシェービング

頰は内側から外側に向かって、鼻は付け根から鼻先に向かってスッとカミソリを滑らせて。口周りは片方の手で皮膚を伸ばし、肌の凹凸をフラットにしながら剃ると、剃り残しがなくキレイな仕上がりに。鼻の下とアゴも、上から下に向かってシェービング。

もみあげ&フェイスラインも剃って横顔美人に

もみあげは耳上から2/3のラインまでを残して剃ると耳下がスッキリ見え、横顔がさらに美しく。忘れがちなフェイスラインは、輪郭に沿って下から上に剃るのが◎。シェービング後は、軽く洗顔して肌に残ったクリームとムダ毛をオフ。その後、化粧水や乳液などいつも通りの保湿ケアを。

 

教えてくれたのは
赤須玲子 先生
赤須医院 皮膚科クリニック院長。レーザー脱毛を日本で始めて施術した、ムダ毛ケアのエキスパート。一人一人の悩みに寄り添う、丁寧なカウンセリングが人気。
http://www.akasu.or.jp

イラスト/ココノエ
文/末永陽子
構成/祖谷美帆