うまく処理できない? プロが「VIOのムダ毛」の剃り方を丁寧解説

自宅でムダ毛を処理する人が増えるこのシーズン、間違ったケアは肌を傷めたりとトラブルの原因に。そこで、正しいムダ毛処理の方法を、「赤須医院」院長・赤須玲子先生に伺いました。いつ誰に会っても慌てないように、きちんとケアして隙なしの美肌を手に入れて♡


・・・ VIO編 ・・・

デリケートゾーンは常に下着に覆われ、生理中はナプキンで圧迫されたりとムレやすい部位。ムダ毛がなくなると、ムレが軽減されて雑菌の繁殖を防いだり、ニオイの軽減にも効果あり。「ムダ毛がはみ出ていたらどうしよう…」なんて不安を感じず、水着を堂々と着こなせます♡

セルフケアのポイント

✔︎ 入浴後の、毛が柔らかい状態で処理を

✔︎ トラブルを防ぐために手も清潔にして

✔︎ 剃る前にトリマーで毛量と長さを調整

✔︎ 生理中は肌が敏感なので避けるのがベター

✔︎ 処理後は他の部位と同様に保湿ケアを

使うアイテム

 

トリマー
毛が長いままカミソリで剃ると、毛根をいためる可能性が。まずはトリマーでアンダーヘアの量をととのえて。処理後のチクチク感を軽減する効果も!

VIO専用 or ガード付きのカミソ
目視しにくいIラインやOラインにダメージを与えないよう、ガード付きのカミソリを使用すると安心。できればVIO専用のカミソリを使うのが理想

透明なシェービング剤
事前に使うクリームは、他の部位と同様に刃先が確認しやすい透明タイプが◎

正しい剃り方

1

電動トリマーで毛量を整えてからシェービング

電動トリマーを使って毛の長さと量を調整。その後の処理が楽になる上、ニオイやムレ防止にも効果的。剃る範囲をあらかじめ確認し、左右対称になるように水性ペンや使えなくなったリップペンシルで印をつけておくと失敗なし! 肌を保護するクリームを塗布し、Vラインをシェービング。上から下、外から内に向かってカミソリを動かし、剃り残しを防いで。

鏡を見ながら剃りやすい体勢でIラインを処理

膝を曲げて座り、目の前に鏡を立ててIラインが映るかを事前にチェックしましょう。奥から手前に向かってカミソリで少しずつシェービングを。Iラインは粘膜部分に近いため、カミソリの刃で傷つけないよう片側ずつ丁寧に処理して。

Oラインは片方のお尻を引っ張りながら剃る

お尻に隠れているOラインは、片手で片方のお尻を外側に押さえ、外側から内側に向かってシェービング。鏡でその都度チェックしながら剃れると安全でベター。VIOは他の部位に比べて処理後に肌がチクチクしやすいため、ワセリンなどでしっかり保湿ケアを。また、すぐに日に当たるとトラブルを起こしやすいので、水着を着る予定がある人は2~3日前に行うのが理想です!

 

教えてくれたのは
赤須玲子 先生
赤須医院 皮膚科クリニック院長。レーザー脱毛を日本で始めて施術した、ムダ毛ケアのエキスパート。一人一人の悩みに寄り添う、丁寧なカウンセリングが人気。
http://www.akasu.or.jp

イラスト/ココノエ
文/末永陽子
構成/祖谷美帆

Instagram