【美容のお悩みQ&A】なんだかベタベタする…旬なオイル美容を上手に取り入れるコツって?

話題のオイル美容、取り入れてみた方も多いのではないのでしょうか。
その半面、「なぜかしっくり来ない」という声も寄せられています。今回はその理由などをお答えします!

【今回のお悩み】オイル美容が肌に合っていないような気がするけど、使い方が間違っているの?

各ブランドからオイル系の化粧品が発売されています。 肌に良いと思って使用してみたものの、ただベタベタする…と感じる方も少なくないよう。 オイル美容は、上手に使うと、肌が柔らかくなったりもっちりした弾力を感じたりすることができます。一度使って諦めていた方も、使い方を変えてチャレンジしてみて。


解決策:つける順番がポイント!

そもそもオイル美容が合っていないのでは…?という疑問に対してですが、使い方が間違っている可能性があります。 オイル成分によって合う・合わないはあると思うので、一つのオイルが合わなかったからといって全てのオイルが合わないわけではありません。 筆者自身も、使用するとニキビができてしまうオイルがあります。 ただし、極端にオイリー肌に偏っていてニキビに悩んでいるという方は避けた方がベター。


美容オイルにはいくつかの種類があります。主なものは三つ。 ❶ブースター的役割 ❷うるおいキープ ❸マッサージ用 どれに当たるかによって、つける順番が異なってきます。マッサージ用オイルをスキンケアの最後にたっぷりとつけると、ベタベタとした不快感を覚えることも。 どのような役割なのかは、使用する前にきちんと確認しましょう。


❶ブースター的役割 スキンケアの最初に使用します。肌を柔らかくしてくれるので、化粧水などを塗ったときに赤ちゃんのような柔肌を実感できるかも! ❷うるおいキープ スキンケアの最後に使用します。「肌を明るくする」など、美容効果を謳っているものも最後に使用しましょう。 ベタつきが気になるという方は、量を少し減らしてみて。 それでもベタベタする…という方におすすめなのが、乳液に1滴垂らしてみる方法。手のひらで混ぜてから肌に塗ってみましょう。 ❸マッサージ用 マッサージ用オイルは、油性成分の配合率が高め。これは、マッサージ時の摩擦を防いで肌を傷めるのを避けるためです。 マッサージ時には心地よくても、スキンケアに取り入れるとベタつきを感じやすいです。ベタベタするのが苦手な方はマッサージ時のみに使った方が良いでしょう。


やみくもに使うのではなく、上手に取り入れて

美容オイルにはさまざまなテクスチャーがあります。サラッとしたものもあれば、重たく感じるものも。 2層になっているなど、使用前に振るタイプのものはサラッとしたものが多いです。 ベタつきが気になる方は、こういったものを使用してみてはいかがでしょうか。 重めテクスチャーのオイルは、乾燥が特に気になる方に向いています。 オイルと聞くと、スキンケアの最後に使用すると思いがち。しかし、全てがそうではないのです。使う順番を間違えるだけで、ベタつきを感じやすくなります。 自分に合ったテクスチャーのものを、正しい順番で使用すること。これだけで、ふっくら感など肌の変化を感じやすくなるでしょう!


イラスト/coconoe

文・構成/西田彩花
…美容薬学検定1級、コスメコンシェルジュ(日本化粧品検定1級)、メイクアップアドバイザー検定資格保有。美容ライターとして、「キレイになりたい」と願う女性に響く情報を発信。