理想の眉になれる!失敗しない「正しい眉の整え方」

眉を整えるのって、意外と難しいもの。抜きすぎたり切りすぎたり…あるいは、出来上がってから鏡を見ると理想とは程遠かったり…。今回は、正しい眉の整え方をご紹介します。これであなたも失敗知らず!

今回のお悩み:なりたい眉が作れません!

「こんな眉になりたいな」という理想があっても、いざ眉を抜いてみると上手くいかない…。こういったお悩みです。 実は、眉を整えるときには「剃る・切る・抜く」を組み合わせた方が、断然キレイに仕上がります。ちょっと手間に感じるかもしれませんが、眉は顔の印象を大きく左右するので、力を入れたいところ。 眉の整え方、見直してみて。


①準備の段階で眉を描く

意外と大切なのが、整える前の準備。これがあるかないかで、仕上がりも変わってきます。

まずはコームでとかします。眉頭は上へ、眉頭〜眉山は斜め上へ、眉山〜眉尻は斜め下へ向かってとかすようにしてください。毛並みに沿わせるような意識でOK。 毛先が整って、切る必要のない眉が明確になります。


次に、自分がなりたい眉を描きましょう。眉を切ったり抜いたりするときの目安にするものなので、軽く描くだけで大丈夫。 なんとなく勘で眉を整えると、失敗しがち。ラインを描いておくと、理想の眉にグンと近づきます。


②うぶ毛を剃る

うぶ毛は、細くて柔らかい毛です。 剃った部分はつるんと明るくなるので、明るく見せたい部分を剃ります。 ・眉上(眉上ギリギリは剃らないようにしましょう。不自然になってしまいます) ・眉間 ・こめかみ この3箇所を剃ればOKです。


肌を傷めないよう慎重に。


③ムダ毛を切る・抜く

ムダ毛は、うぶ毛とは違ってしっかりと太い毛です。根元の位置によって切るか抜くかが変わります。

理想の眉の輪郭を基本として、根元がどこにあるかをチェックします。 根元が輪郭の内側にあり、毛先が輪郭からはみ出している毛は切ります。根元が輪郭の外側にある場合は抜きましょう。毛先が輪郭の中に収まっていても、抜いた方がキレイです。


切った場合は根元が残るので、ふんわりとした印象になります。必要な部分のみ残しましょう。


抜いた場合はその部分だけすっきりします。輪郭からはみ出しているムダ毛は目立つので、抜いた方が正解。


④眉尻の毛を切る

眉尻の毛は、輪郭に沿って切りましょう。ここはパツンと揃っていた方がキレイです。左右のバランスを見ながら少しずつ切って。


⑤まぶたのうぶ毛を剃る

最後にまぶたのうぶ毛を剃りましょう。肌を傷めないよう注意して。まぶたを軽く引っ張りながら処理すると、やりやすいです。 まぶたが明るくなって、アイシャドウも乗りやすくなりますよ。


理想の眉でなりたい自分に!

意外と知らない、正しい眉の整え方。自分のイメージや、流行の眉にしたいのに上手くいかない…。そういったお悩みも、この整え方だと失敗しにくくなります。 美眉メイクの土台にもなるので、ぜひあなたもやってみて。


撮影/booro(BIEI)
モデル/田久保夏鈴

文・構成/西田彩花
…美容薬学検定1級、コスメコンシェルジュ(日本化粧品検定1級)、メイクアップアドバイザー検定資格保有。美容ライターとして、「キレイになりたい」と願う女性に響く情報を発信。