暖かくなってくると、少しずつ増えてくる「メイク直し」のお悩み。きちんとお直ししているつもりなのに、なぜか上手くいかない…。そんなあなたは、メイク直しの方法を見直してみましょう!
今回のお悩み:メイク直ししてもキレイにならない!
メイク直しで悩んでいる方、意外と多いようです。 「お直ししてもなんだかキレイじゃない…」「その後すぐに崩れてしまう」そんな声がありました。 実は、ティッシュペーパーで皮脂を取った上からファンデやアイシャドウなどを重ねるだけでは失敗しがち。意外と知らないメイク直しの方法、ご紹介します!
◆ベースメイクのお直し◆
やりがちなNG例は、ティッシュペーパーでこすって皮脂をオフするもの。最低限のファンデーションまで取れてしまって、ムラになる危険性が…! <正しい直し方>
❶指の腹でならす まずは、テカりが気になる部分を指の腹でならします。ポンポンと押さえるように。
❷ティッシュオフする ティッシュペーパーを三角形に折り、顔の半分に乗せます。そのまま押さえるようにして、余分な皮脂をオフ。残っているファンデーションもヨレにくい!
❸コンシーラーとファンデーションでカバー ニキビ跡や毛穴など、アラが気になる部分にコンシーラーをON。むやみにファンデーションを重ねると、厚塗り感が出てしまうので注意。
※ファンデーションが取れすぎているくらいに崩れている場合は、その部分にだけファンデーションを塗りましょう。 全体に塗るよりも厚塗り感が出ず、キレイに仕上がります。
❹ルースパウダーで仕上げる 最後に、ルースパウダーをパフで乗せて出来上がり。適度なメイク感が出て、これ以降の崩れも防止してくれます。
◆アイブロウのお直し◆
❶綿棒で皮脂をオフ いきなり眉を描くのはNG。眉に皮脂が浮いているままメイク直しをすると描きにくいからです。 まずは、アイブロウメイクが取れている部分を綿棒で優しく撫でましょう。これで余分な皮脂をオフ!
❷消えた眉を描き直す 消えてしまった眉を描き直します。アイブロウ使いやすいアイテムでOK。
❸ルースパウダーを乗せる ルースパウダーをパフに取り、眉に軽く乗せましょう。こうすることで、馴染みよく自然な仕上がりに。崩れ防止にもなりますよ。
◆アイメイクのお直し◆
目元の崩れで気になるのは下まぶたの滲み。その上からコンシーラーを塗ると、滲みと混ざってどんよりくすんだ色になってしまいます。 また、なかなか消えない滲みを無理矢理カバーしようとすると厚塗りの原因に…。
滲みをティッシュペーパーでオフするのもNG。落とす必要のないアイメイクや、目周りのファンデーションまで落ちてしまうことも。 <正しい直し方>
❶綿棒で崩れを拭き取る 下まぶたの滲みは、綿棒で優しく拭き取るのが正解。 いつも滲みがひどい方は、小さい容器に乳液を入れて持ち歩くのがオススメ。乳液を少し綿棒に垂らしてから拭き取ると、頑固な滲みも落ちやすい!
❷コンシーラーを塗る 目の下のくすみやクマをカバーする感覚でコンシーラーを塗ります。厚塗りすると老けて見えるので注意。
❸チップでルースパウダーを乗せる 目の下にルースパウダーを乗せるのですが、アイシャドウチップを使うと失敗しにくいです。
そのチップで目の下にルースパウダーをON。ピンポイントで塗ることで美しい仕上がりに!滲み予防にもなるので、このひと手間を惜しまないで。 その後、ヨレてしまったアイシャドウやアイライン、マスカラを直しましょう。特に、アイラインを描き足しておくとフレッシュな印象になりますよ。
ちなみに、パフでルースパウダーを乗せるのは要注意。まつ毛などにも付着して粉っぽい仕上がりになってしまうことがあります。
もうお直しで失敗しない!
せっかくお直ししても、なぜかいつもお疲れ顔…。そんな方はぜひ試してみてください。 朝メイクしたてのような美しさで1日ハッピーに過ごしましょう♡
撮影/pon
モデル/平澤由理
文・構成/西田彩花
…美容薬学検定1級、コスメコンシェルジュ(日本化粧品検定1級)、メイクアップアドバイザー検定資格保有。美容ライターとして、「キレイになりたい」と願う女性に響く情報を発信。