春めいてくると、汗や皮脂が出やすくなってきます。秋冬はそんなに気にならなかったベースメイクの崩れも、だんだん目立ってくるように…。
今回は、美肌が続く、崩れにくいベースメイクテクを紹介します。
今回のお悩み:すぐにベースメイクが崩れちゃう!
ベースメイクが崩れると、せっかくお手入れしている肌も汚く見えてしまいます。 そんなお悩みは、朝メイクする時点で防いでおきましょう。崩れにくいベースメイクを仕込んでみて。
STEP1:まずはしっかり保湿
ベースメイクはスキンケアからスタート。きちんと保湿しないと、乾燥で崩れやすくなってしまうからです。 乳液などのベタつきが気にならなくなってからメイクを始めましょう。
STEP2:化粧下地を馴染ませる
化粧下地を手に出したら、両手を合わせて温めます。こうすることで、肌馴染みがグンとアップ!
化粧下地は5点置き。額、鼻、両頬、顎に乗せます。
外側に向かって、指の腹で均一に伸ばしましょう。下地がムラになると、ファンデーションなどもムラになりやすいので丁寧に。
STEP3:日焼け止めはこう塗る!
日焼け止めは、頬の高い部分と鼻に気持ち多めに塗るのがポイント。この部分は日焼けしやすいので、しっかりとUV対策を。
STEP4:ルースパウダーを仕込む
パフにルースパウダーを揉み込みます。
そして顔全体にオン。ファンデーションの前に塗ると、カバー力と崩れにくさがアップします。
STEP5:ファンデーションのコツ
ファンデーションも、化粧下地と同じく5点置き。額、鼻、両頬、顎です。
外側に向かってサッと塗り広げます。ファンデーションを塗るときは力が入りやすいので、中指と薬指を使いましょう。肌への負担がかかりにくいですよ。
★Point イメージとしては、外側に向かって薄くなるように。顔の中央部分は若干厚め、外側は薄めに仕上げて。 ファンデーションを均一に塗るとのっぺり感が出やすいですが、メリハリをつけると自然な立体感がアップ!
何もついていないスポンジで、ファンデーションを優しく馴染ませましょう。密着度が高まって崩れにくくなりますよ。 また、無駄なファンデーションを吸収できるので、指で馴染ませるよりも崩れにくい◎。
STEP6:コンシーラーでカバー
気になる部分はコンシーラーでカバーして。ファンデーションでカバーしようとすると、厚塗りになって崩れやすくなってしまいます。
STEP7:仕上げにルースパウダーをもう一度
この段階で、もう一度ルースパウダーを塗ります。「ルースパウダー→ファンデーション→ルースパウダー」とパウダーでサンドするのが、崩れにくさのポイントです。 Tゾーンや小鼻など、皮脂で崩れやすい部分にはパフでオン。
その後、顔全体にブラシでふんわりと乗せます。ナチュラルな仕上がりになりますよ。
朝の仕込みで夜までキレイ!
肌がキレイだと、なんだか自信がつきます。夕方鏡を見てガッカリしていた方も、メイクテクを取り入れて美肌をキープしましょう。 朝しっかり仕込んでおくと、夜までキレイが続きますよ!
撮影/pon
モデル/平澤由理
文・構成/西田彩花
…美容薬学検定1級、コスメコンシェルジュ(日本化粧品検定1級)、メイクアップアドバイザー検定資格保有。美容ライターとして、「キレイになりたい」と願う女性に響く情報を発信。